仙台市宮城野区、勤務中だった清野裕彰巡査長が刺殺された事件で、相沢悠太容疑者が逮捕されたことが分かりました。
NHK NEWS WEBや、各メディアがこのようなニュースを報道しています。
19日朝早く、仙台市の交番で警察官が男に刃物で刺されて殺害され、男も別の警察官に撃たれて死亡した事件で、警察の調べで、死亡した男は交番の近くに住む21歳の大学生とわかりました。
19日午前４時ごろ、仙台市宮城野区の東仙台交番で、この交番に勤務する清野裕彰巡査長（33）が交番を訪ねてきた男に刃物で刺されて死亡しました。
男は刃物を持って別の警察官に向かったところを拳銃で撃たれて死亡しました。
警察は男の身元の確認を進めていましたが、交番から数百メートルほどの所に住む仙台市宮城野区新田の大学生、相澤悠太容疑者（21）と発表しました。
警察は殺人の疑いで調べを進めています。
相沢悠太容疑者のプロフィール
名前：相沢悠太（あいざわ ゆうた）/相澤悠太
年齢：21歳
職業：大学生
所属：東北学院大学文学部歴史学科
在住：宮城県仙台市宮城野区新田2丁目
19日午前4時5分ごろ、相沢容疑者は仙台市宮城野区東仙台の宮城県警仙台東署の東仙台交番で勤務中だった清野裕彰巡査長（３３）が刃物で刺された事件で逮捕された人物であり、その後、駆けつけ別の警察官に射殺されてしまいました。
写真：NHK
相沢容疑者は東北学院大学で歴史学を専攻しているそうです。その歴史学科の経営理念はこちらです。
広い歴史知識と歴史的な考え方を身につけ、現代社会をグローバルかつ歴史的に理解するとともに、地域の問題を広い視野から考える能力を養う。
出典：東北学院大学
また、大学の同級生によれば、「小声で何をしゃべっているのかよく分からない」と相沢容疑者に関して語っていることが分かりました。
写真：NHK
同級生の話によれば、引っ込み思案な性格ではないかと考えられます。果たして相沢容疑者はどのような生い立ちだったのでしょうか。
相沢悠太容疑者は現在、両親と弟との4人で生活しているそうです。
地元出身で東北学院大学に進学をしているのであれば、付属高校からエスカレーター式に進学をした可能性が非常に高いと思われます。
学校法人東北学院の付属校は東北学院高等学校と、東北学院榴ケ岡高等学校の二つがあります。
東北学院榴ケ岡高等学校は宮城県仙台市泉区天神沢2-2-1 に位置しており、
東北学院高等学校は宮城県仙台市宮城野区小鶴字高野123-1 に位置しております。
相沢容疑者は宮城野区に在住しているということから、東北学院高等学校の可能性が高いのでしょう。
殉職された清野巡査長は東北学院高等学校の野球部出身です。そうであれば、自らの直属の後輩に命を狙われた可能性があると考えられるのです。
しかし、これはあくまでも推論であります。
NHKの報道によると、相沢容疑者の自宅はこのような場所であるとのことで、交番から800m付近に住んでいるそうです。
では、犯行動機は一体何だったのでしょうか。時事通信社はこのような報道をしています。
県警によると、相沢容疑者は１９日午前４時ごろ、「現金を拾った」と交番を訪れた。所持していたウエストポーチには、ドライバーやはさみ、カッターが入っていた。凶器となったのは刃渡り約２０センチの包丁で、モデルガンとみられる黒いマシンガンのようなものも持っていた。
交番を襲った際、黒の半袖シャツにジーンズ姿で、白いマスクをしていた。身元の特定につながる携帯電話や身分証などは所持しておらず、周到に襲撃を計画していた可能性もある。
面識がないのに犯行は計画的だったということであれば、警察官を恨んでいたことも考えられます。
また、相沢容疑者のような20歳前後の容疑者の特徴としては、おそらく将来に対する不安や世間に対する怒りなどが原因ではないかと考えられます。
また、家庭環境がよくない理由でこうした凶悪事件を起こすこともあるので、その可能性もあるのではないかと推測されています。