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銀メダル獲得の羽生結弦、「負けは死」不適切発言でネットから批判が大量寄せられた!?


フィギュアスケートの世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)男子で銀メダルを獲得した羽生結弦。

そんな彼の発言が、ネットの一部では物議を醸しています。

その発端となったのは、3月23日に行われた男子フリーでした。

mixiニュース

ショートプログラム(SP)3位発進の羽生は、12・53点差の首位チェンを逆転すべく渾身の滑りを披露してくれました。

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フリー(206・10点)、トータル(300・97点)ともに、シーズン自己ベストを更新しているが、それを上回る演技を見せたチェンには届かず、結果は銀メダルとなりました。

そこで、羽生のショッキングな発言は、この直後に飛び出したのです。

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彼は悔しさを表現しながら、「正直、悔しいですね」、「やっぱり負けには負けっていう意味しかないので。ハッキリ言って自分にとって、負けは死も同然だと思っているので。もうホントに…ホント、勝ちたいです」

niconico

この映像は、生中継していたフジテレビで流されていました。

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インタビュー中の羽生は笑顔で、その後のメディア向けの取材や会見ではチェンへの感謝の気持ちや、他の選手へのリスペクトを表現していました。

デイリースポーツ

しかし、インターネット時代の中、「負けは死も同然」というフレーズだけ切り取られて、ネットニュースやSNSで独り歩きしているのが現状です。

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ネットでは…

「自分より下位の選手に対して非常に失礼」

「軽率に『死』という言葉を使うべきではない」

「病気と闘っている人がどういう気持ちになるか」

grape

そこで、教育評論家で画家の野々村直通氏(67歳)は羽生をこう擁護し、このようにコメントをしました。

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「スケートに命を懸ける彼らしい発言。批判される筋合いはない」、「本気で努力しているから、こういう言葉が出てくる。オレもそんな心境だったよ」

「言い過ぎだとか、マナーだとか言う人がいるけど、すべてを犠牲にし、命を削り、死ぬ気で努力する羽生選手の気持ちが分かるのか。彼は生半可じゃない、誰にもマネできないことをやっている。僕は覚悟を持ったすてきな言葉だと思いますよ」

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敗戦を「死も同然」と表現した羽生。野々村氏はそんな彼の姿に対して「本気で向き合っている証拠」と話しています。

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勝負事に「腹切り」覚悟で臨む男にしか分からぬ美学が、その立場でなければ理解できない心境なのでしょう。