今年8月に人材派遣大手・パソナグループ会長を退任した元総務相で経済学者の竹中平蔵氏(71)が19日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。年金を心配する若者への質問に回答する場面があり、ネット上でも多くの反響を呼んでいます。
同日、番組では、政府が国民年金の保険料納付期間を現行制度における20~59歳という「40年間」から、20~64歳の「45年間」とする検討することを報じました。これはネット上でも話題になっている問題でもありますが、若者にとっても大事な問題でもあります。
このテーマで、これにギャルタレント・あおちゃんぺ(26)は「そもそも私が65歳を超えるときに、年金をもらえるのかなって。そういうとこから、あんまり興味が持てなくて」と、率直な思いを語りました。若者誰しもが「自信は年金受給できるのか」と不安に思っているかと思いますが、竹中氏は「“もらえるのか”ということに関しては、これはもらえます。」とキッパリ。
「要するに一般会計からの充填もあるわけですから。民間より絶対的に有利で、かつ政府というのは課税権を持っているわけですから」と回答したうえで、「また“年金で暮らせるのか”ということですが、これは暮らせません」と断言したのでした。
そういう設計になっていないと指摘し、「そうするならスウェーデンみたいにもっと高い保険料を払わないといけない。あくまで、若干の助けになるという制度ですから。」「大人でも“これでは暮らせない”っていう人が多いけども“あなたそんなに保険料払ってないでしょう”ということですよね。きちっと自分で働いていく分と、年金の分と合わせて生きていくのが大原則だと思いますよ」と、自身の見解を語っていました。
次の世代のための制度、政治をしてもらいたいですし、子供たちの世代が税金税金で苦しむような社会にしてはいけないと思いますよね。ネット上ではこんな声も上がっています。
「そもそも年金だけで生活を補償する制度ではないからね」「働く世代の枠を、年齢に関係なく、常に全国民の70%と定めるとかすれば、原理的に破綻しないと思う。」「今26歳の若者が年金支給開始の65歳とか70歳になるまでにあと40年後に年金もらえるかの話でこれだけキッパリと言い切るのは神様でもないのに、明らかに無責任な発言」などの声があがっていました。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]