東京オリンピックの開会式が7月23日、東京・国立競技場で行われ、歌手のMISIAさんが「君が代」を歌唱しました。
MISIAさんの熱唱にネット上では「さすがすぎる」「妥当な人選だった」などと絶賛が殺到しています。
君が代はMISIAさんが独唱。富士山と太陽をかたどったステージに、ジェンダーの多様性「LGBTQ」を表現する、裾を虹色に彩った白のドレスで登場しました。この演出は、紅組トリを務めた2019年の紅白で虹色の旗を舞わせた演出に続き、いかなる差別にもとらわれない五輪の理念を強く想起させました。
開会式の開始から約15分が経過したところで日本国旗の掲揚に合わせ熱唱したMISIAさんに、ネットでは「MISIA圧巻でした。歌唱力無双」「歌唱力が凄すぎた」「MISIAの歌唱力はさすがだった。彼女は以前からLGBTをサポートする活動をしてたりとか、小山田とは逆に普段やってることが五輪の理念と一致してると思う」「MISIAの国歌独唱は最も妥当な人選だった」など感動の声が多く寄せられました。
開閉会式の共通コンセプトは「Moving Forward」、開会式は「United by Emotion」、同閉会式は「Worlds we share」で、いずれも「世界へ向けたメッセージで、あえて和訳はつくっていない」といいます。この日は地上5メートルの高さに2階建てでオーケストラを配置。欧州の大教会のような天井高数十メートルの国立競技場で、MISIAさんの声が理想的に響くように綿密に計算されたアンサンブルを響かせたそうです。
17日間の素晴らしい東京オリンピックがスタートしました。皆さん自宅で選手たちを応援しましょう!