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どんな問題件もしつけできる!シーザーミランに学ぶ愛犬のしつけ方


「問題犬のしつけは、この人に聞け!」といわれるのが、シーザーミランです。
シーザーミランは、メキシコ人のドッグトレーナーであり、動物行動学者でもあります。
アメリカでは、問題犬のトレーニングのプロフェッショナルとしてテレビ番組に出演するなど人気を集めており、人差し指を指すして「シッ!」と一言発するだけで、問題犬がおとなしくなるというカリスマ的なドッグトレーナーです。
ここでは、そんなシーザーミランから愛犬のしつけ方を学びましょう。

写真:blog.daichisakota.com

◼︎なによりもまず運動、次に規律、そして愛情を!

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写真:natgeo.nikkeibp.co.jp

シーザーミランは、問題行動をとる犬は、運動不足やしつけが低い割に、過大な愛情が注がれていると指摘しています。狼を祖先にもつ犬は群れで生活しますが、愛情を注ぎすぎると自分がリーダーだと勘違いして舞い、問題行動に走るのです。
そのためしっかりと散歩してストレスを発散させてやり、次に規律、最期に愛情という順序で関わることがしつけの基本です。
散歩では犬の体格にもよりますが、1日1時間ほどしてやりましょう。散歩時間は飼い主にとってもウォーキングにもなるのでちょうどいいですよね。
また散歩中にはルールを教えるタイミングも多々ありますので、機会を捉えて注意してやります。
例えば、飼い主の前にでて引っ張ろうとするときは、そのまま散歩するのではなく立ち止まり、犬を飼い主の横に移動させるためにリードを引っ張ります。そして横に移動したら再び散歩を開始、もし犬が飼い主の前に出ようとしたら同じようにその場で立ち止まり、またリードを引っ張り、飼い主の横に移動させてから散歩を再開します。
しつこいぐらいに何度も繰り返すことで、犬に「飼い主の前に出てはいけない」ことを教え、最初の一歩は飼い主が歩くことを教えていきます。
犬の散歩時間は、犬にとってのストレス発散の場であるとともに規律を教える機会です。またさらに飼い主のトレーニングにもなるので有意義に活用しましょう。point 594 | 1

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写真:petomorrow.jp

◼︎リーダーは飼い主であることを自覚する!

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写真:dogplus.me

シーザーミランは、飼い主はリーダーでなければならないと指摘しています。
もちろん傍若無人なリーダーではなく、毅然としていて冷静なリーダーであることが求められます。
例えば、室内飼育している犬が、特定の家族に攻撃的になったり、犬の占有物や専有場所を容認せず、人と犬との境界・制限を明確なルールで定めましょう。
そのため家族に対して支配行動(唸ったりなどの威嚇行動)を取った時は素早く注意します。注意するときはクビの付近を5本指で浮くようにして注意をそらします。また興奮しているようであれば体をなでてやったり、横たわらせて興奮状態を抑制してから毅然と指示します。
犬が支配行動を示したときもすぐさま注意するなど、何度も繰り返すことが大切です。玄関に入るときや出る時もまず最初の一歩を出すのは、飼い主でなければなりません。もし犬が最初に出たら立ち止まったり、注意します。
愛情を与えるときは、犬が穏やかな状態で従順なときです。人の気まぐれで愛情を与えるとルールが不明瞭になりますし、恐れのあまり愛情をかけると犬は自分がリーダーだと勘違いします。
吠えられたからといって後ずさりをしたり、話しかけたりせず、犬の目を見ずに犬全体を見ながら接するようにしましょう。恐怖心や不安などを表情や態度を表さず、毅然としてくつろいだ態度で、犬よりも優位にあることを示します。point 583 | 1

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写真:kurier.at

◼︎まとめ

シーザーミランは、穏やかで毅然としたエネルギーがしつけに欠かせないといいます。一見わかりにくい表現ですが、空気や雰囲気と表現すれば良いかもしれません。
犬の威嚇行動などに対する戸惑いや恐れ、不安などを知らず知らずのうちに態度に出てしまいがちですが、このような場合でも不安や怖れなどを態度や表情に出さず、犬の耳や尻尾、目つきなどを見て注意します。
犬にとって最大の愛情は散歩なので1日1時間を目指しましょう。point 268 | 1

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