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吉高由里子の交通事故からの驚異の復活とは?


吉高由紀子がみせた映画「蛇にピアス」の大胆演技の裏側には、あの悲惨な事故の体験が生きていた。事故を通して、どんな風に吉高由里子が成長し、素晴らしい演技を演じきれたのか?その裏側にある壮絶なエピソードをご紹介します。

 

吉高由里子が交通事故


写真:trendskywalker.blog.so-net.ne.jp

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2007年9月。まだ新人女優だった吉高由里子が蜷川幸男監督の作品「蛇にピアス」の主演が決まり、主人公のルイを演じることになります。金原ひとみによって書かれた原作の小説を基に、映画化されたR-15指定の過激な映画として、作品は2008年公開になります。しかし、この世紀の瞬間、配役がきまった翌日、吉高は大きな交通事故にあってしまうのです。病院に搬送された吉高はICUにすぐに運び込まれ、5日間意識のないまま、生死をさまようのです。point 214 | 1

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吉高由里子の交通事故の症状


写真:1min-geinou.com

吉高が意識を取り戻したのは、ICUに入ってから5日目の事。ICUのベッドに横たわりながら、隣のベッドの人が亡くなって、運び出されていくのを目の当たりにしていると、夜中に自分のうめき声で目が覚めて、怖くなったりしたそうです。事故後に当時を振り返って、答えたインタビューのなかで、吉高はこんなエピソードを語っています。『顔からじゃりじゃりという音がするのが気になって、看護婦に「鏡を見せてください」と頼むと、看護婦は「鏡はありません」といって、吉高が自分の顔を確認することを阻止したようにきっぱりと言われました。心の中では「そんなはずないやん!」と関西弁でつぶやいていました。看護婦にトイレに一人で行くことも止められていたので、夜中にこっそりと、匍匐前進でトイレまで進み、ぐるぐるにまかれた顔の包帯を、恐る恐る外すと、かさぶたで覆われた顔が現れたんです。』やっと決まった主演の映画のクランクインも控えているというのに、女優の命である顔が、かさぶたでひどい状態になっていることが、どんなに吉高にとってショックで、絶望的なことだったか、はかり知れません。point 560 | 1

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吉高由里子の事故の後遺症


写真:trend-geino.com

吉高が交通事故でおった怪我は、当初全治6カ月と言われていました。それもそのはず、吉高は腰に重傷と、あごの骨折、顔の皮膚はただれるといった大怪我だったからです。吉高は、ICUでたくさんの患者が亡くなっていくのを、目の当たりにして、私も「死ぬ」かもしれないと、はじめて死に直面した時に、心から、「生きたい」と思って涙が込み上げてきたと言います。すると不思議と身体に高熱が出て、同時に身体が見る見るうちに回復して、吉高は1ヶ月の入院で、自宅に戻ることができたのです。病院で治療中の吉高を支えたのは、母親の存在でした。吉高は顔を包帯でまかれた状態でしたが、鼻の部分が息をするたびに、揺れるのを、母親が大笑いで写真を撮るのをみて、「何とかいきていけそう」と改めて愛情に感謝したといいます。その時を振り返って、吉高はインタビューの中でも、こうコメントをしています。「あのときは尖っていて、人に感謝することも知りませんでした。神様がお前は一度痛い目をみないとわからいんだ。とあの事故を起こしだんだとおもいます。」幸い、吉高には後遺症も残らず、事故後の回復は目覚ましいものでした。point 568 | 1

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吉高由里子の事故後


写真:mach-shiko.ne

吉高は無事退院したあと、映画「蛇にピアス」の撮影にも間に合うことができ、吉高と監督蜷川との面白いエピソードが残されています。映画の配役では主人公が演じるシーンにヌードが頻繁に登場するということで、衣装合わせの時に、蜷川に吉高が、「ヌードのシーンがたくさんあるのに、私の裸を観なくて撮れるんですか?」と言ったところ、蜷川はあまりにも執拗な吉高の言葉に、「じゃみせて」といい、更衣室で裸をみせると、「ああ、大丈夫大丈夫、撮れる撮れる。」と手で目を覆いながら非常に恥ずかしそうに答えたそうです。吉高は、事故で死に直面した体験で、何もかも吹っ切れて、裸なんて大したことじゃない。ヌードが実は一番おしゃれかもしれないと、オールヌードのシーンもなんのためらいもなく、挑戦することができたと、語っています。また蜷川も「撮影現場では、傷つくことも言ったけど、全然動じなかった」と吉高のプロフェッショナルな精神を高く評価していたそうです。point 491 | 1

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まとめ


写真:biz-journal.jp

吉高由里子は、この映画「蛇にピアス」で3つの新人賞を受賞するすばらしい功績を残しています。彼女の体験は吉高本人がコメントするように、人生が体験を通して、大切なことを教えてくれた貴重な期間だったのでしょうね。無事に完治されて、女優としても一人の人間としても更に成長された演技をこれからも見せて欲しいですね。

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