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人類が滅亡するってホント!?「イエローストーンの噴火」の知識


イエローストーン国立公園は北米最大の火山地帯に位置しており、地下には世界最大のマグマ溜まりがあると言われています。イエローストーンの噴火は、このマグマ溜まりが吹き出すことを意味しています。過去をたどっていくと、イエローストーンにおける超巨大噴火が三回起こっています。このマグマ溜まりの吹き出しによる恐怖についてはあまり知られていませんが、例を挙げると九州でこのマグマ溜まりの吹き出しが起これば、日本が滅亡する可能性が生じると考えられています。


写真:thmochi.cocolog-nifty.com

これは通常の規模とは比較にならないほどの大規模な噴火であり、仮にイエローストーンにおける超巨大噴火が発生すれば、雲仙普賢岳の一千万倍という凄まじい威力になるとも言われています。噴出した溶岩によって全米の半分以上が覆われてしまい、およそ九万人が死亡するという推測もあります。

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写真:hankyu-travel.com

一時期、米国のメディアはマグマ溜まりが吹き出す可能性は極めて低いという科学者の見解を紹介しています。イエローストーン国立公園の付近で一連の地震が発生していたとき、ある大学の教授は、これら一連の地震がイエローストーンのマグマ溜まりの吹き出しに影響を与える可能性は低い、と語っています。数年前に二千五百回近い群発地震が起きたことがありましたが、マグマ溜まりの吹き出しは起こっていません。しかし、地震の回数が増えるにつれて、マグマ溜まりの吹き出しを心配する声が聞かれるようになってきている事実があります。point 319 | 1

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写真:epochtimes.jp

ある大学の関係者の話によると、現在ではイエローストーンのカルデラ周辺において顕著な隆起が見られるため、そのうち大規模なマグマ溜まりの吹き出しが発生してもおかしくないのではないか、といった懸念する意見も出始めています。イエローストーンでは、六十万年から七十万年程度の周期でマグマ溜まりの吹き出しが起こっており、前回からすでに六十万年という長い時間が経過している現実があります。このように考えると、いつ大規模なマグマ溜まりの吹き出しが起こっても不思議ではありません。point 297 | 1

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写真:oka-jp.seesaa.net

ここで、ひとつの疑問が生じます。それは、この大規模なマグマ溜まりの吹き出しは米国での出来事であるため、日本で暮らしている人に被害が及ぶことはないのでは、という疑問です。ところが、このような理解は甘い話であるということになります。もし仮にイエローストーン規模のマグマ溜まりの吹き出しが起こった場合、全地球レベルの氷河期が訪れる可能性が高くなります。そうなれば、必然的に人類存亡の危機に直結してしまうことになります。point 276 | 1

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写真:karapaia.com

イギリスの科学者による検証結果によれば、イエローストーンで巨大なマグマ溜まりの吹き出しが起こった場合、大量の火山灰が数日以内にヨーロッパにまで降り注ぐと捉えられています。また、酸性雨が降り注ぎ、世界中の農業などにもダメージが与えられるため、大規模な食糧危機につながると考えられています。更には、地球の平均気温が劇的に下がり、寒冷期が長く続いてしまう事態になる可能性もあります。

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写真:news.nicovideo.jp

このような状況は金融危機を引き起こし、場合によっては世界各地で戦争や武力衝突が起こります。およそ七万年前にはインドネシアの火山が噴火し、地球の平均気温が五度下がって氷河期をもたらしています。そして、地球の全人口は大幅に減少し、人類は絶滅寸前の状態にまで追いやられています。

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写真:log.livedoor.jp

イエローストーンの噴火も安心できる事象ではないため、今後も人類全体の課題として注視していくことが大切であると考えています。日本に住む私たちも、決して対岸の火事や他人事ではない、ということを胸に刻んでおかなければならないと感じています。また、大噴火が発生してしまったときに備えるため、日本国民と日本政府が協力する対策というものについても、今から慎重に検討する必要があるでしょう。

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