歌手の矢沢永吉さんが迷惑行為をするファンに対して、「コンサートの出入り禁止やファンクラブ強制脱会の措置をとらせていただきました」と発表されました。それにしても一体、どんな迷惑行為をしていたのでしょう？怖くてコンサートに行けない。という人が出るほど、何をしていたのでしょうか？
矢沢永吉さんの公式サイトでは「私設応援団お断りについて」として、某雑誌に矢沢さんのファンが結成した団体に関する記事が掲載され、それに関して多くの問い合わせがあったことを受けて、この件に対する対応を発表しています。
矢沢永吉さん本人やファンクラブ『YAZAWA CLUB』サイドは、矢沢さんの私設応援団を公式には認めていないとした上で、
「矢沢永吉のコンサートでは、かねてより、周囲の人に威圧感を与えるような私設応援団の活動、旗振り、特攻服などの威圧行為の禁止、周囲に迷惑となる永ちゃんコールの強要・煽りの禁止、飲酒入場の禁止」
といったルールの強化を図ってきたと説明しています。
一部の迷惑ファンによってコンサートに行きたいけど怖くて行けない人が続出しているといった件から、某雑誌でも紹介された私設応援団の総会長A氏の言動、団体の行動は矢沢永吉さんが目指している取り組みを妨害する行為だと判断せざるを得ず、これを見過ごすことは出来ないことから、A氏を出禁としたうえで、さらにファンクラブからの強制脱会などの措置を講じたと発表してしたそうです。point 242 | 1
また、ファンクラブに向けて矢沢永吉、YAZAWACLUBの方針は変わらないことを強調しています。
過去にもこうした問題があったそうですが、良識的なファンからはこのようなコメントが寄せられています。
「矢沢ファンはこういう人が多いらしいね。健全なライブを楽しみにしている人の為にも運営側はいい対応だと思う」
「たとえその人が多額のお金を落としてくれる太客であっても、関係を切れるところは素晴らしい。」
「アーティスト本人に迷惑を掛けるのは、もはやファンでもなんでもない。
恥晒し以外の何物でもないことに気付いて無い妄信的なファンって多かれ少なかれいるけど、アーティスト側がファンを断罪するってなかなかできるものじゃないと思う。矢沢さんは立派。」
等のコメントが寄せられています。ほかにもこの対応に対して称賛の声が相次いでいます。
矢沢永吉さんの熱狂的ファンが皆、迷惑行為をしているわけではありませんが、今回の発表によれば周囲を威圧したり、飲酒によって迷惑を掛けていたファンもおり、これまで注意喚起をしても全く改善されなかったのだとすれば、コンサートの出禁などの処分は当然の判断だと思います。
こうした一部の私設応援団を排除し、今後どこまで改善されるかはまだ分かりませんが、より多くの人たちが矢沢永吉さんのコンサートを楽しめるような形になっていくことに期待したいですね。