９月１７日、『伊集院光とらじおと』（TBSラジオ）のパーソナリティを務める伊集院光さん（５１）がゲストにお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さん（３３）を迎えてトークを繰り広げました。岩井さんは毒舌キャラが定着していることについて悩んでいるらしく、登場前から伊集院さんに「俺、岩井君怖いわあ」「帰んねえかな岩井君だけ」とイジられていました。
ハライチといえば、明るく柔軟なキャラクターを活かしバラエティやドラマで活躍する澤部佑さん（３３）とのコンビ格差があることでも有名です。もともとは、２００９年に出場した『M-1グランプリ』で優勝こそしませんでしたが澤部さんの「〇〇なやーつ」のフレーズを用いたノリボケ漫才で一躍注目を集め、テレビに引っ張りだことなりました。現在はコンビで見ることは少なく、それぞれピンでの活動が目立っています。point 252 | 1
そこで、同ラジオに出演した岩井さんは「どんどん（昼の番組に）出れなくなってくんですよ」と伊集院さんに悩みを打ち明けました。さらに、「あそこ（ゴッドタン）出てて“腐り”みたいなのがフィーチャーされて、出れる番組ってなんかもうほぼテレ東内しかないんですよ」と嘆いていて、岩井さんによると、自分の闇キャラを確立したのはお笑いコンビ・おぎやはぎの2人がMCを務めている『ゴットタン』（テレビ東京）での「腐り芸人セラピー」企画だったといいます。point 273 | 1
企画の内容は、悩みを抱える芸人に“芸人セラピスト”としてアドバイスを送るというもの。そのセラピストの１人として出演した岩井さんは、自身よりも芸歴が先輩のインパルス・板倉俊之さん（４１）に「インパルスの癌は板倉さんじゃないか」と言い放ったり、はんにゃ・金田哲さん（３３）に「はんにゃさんは初速だけでずっと生きている」と指摘して口論になったりと、毒を吐き散らしスタジオが大盛り上がりとなっていました。point 257 | 1
それ以降、“闇キャラ”がクローズアップされているらしく「どんどんテレ東の深夜しか出れなくなってくんですよ」と愚痴をこぼしました。しかし、漫才のネタを作っている重要な役割を担っている岩井さんは、長らく「澤部じゃない方のハライチ」とイジられていましたが、アイドルや2次元に関連した仕事や文才を活かしたコラム執筆など澤部とは異なる方向で活躍しているそうです。point 236 | 1
そんな闇キャラとは対照的に光を浴び続ける澤部さんに「この歴史を作ったのは俺なんだぞ…」と恨みと妬みより一層毒を吐いている岩井さんですが、『ゴッドタン』をきっかけに闇キャラを確立したことは岩井さんにとってかなり好機となったのではないでしょうか。