日本のヴィジュアル系ロックバンドX Japanのギターリストとして活動していたHideは1998年5月に33歳と言う若さで急逝しました。死因は突然死ともいわれ、あまりにも急な死にファンを始め関係者もショックを隠せない状態でした。
急逝の理由
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x japanのギターリストhideの死因は自宅マンションで寝室のドアノブに掛けたタオルで首を吊った状態でいたところを発見されたみたいです。タオルを首に吊るのは首を牽引するためだったそうですが、長い間同じ位置にギターを担ぎ演奏していることで頸椎の状態が相当悪かったようです。同じx japanのバンドメンバーのYOSHIKIも頸椎に爆弾を抱え、何度も手術をしてそのたびに活動を休業しています。
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ヴィジュアル系としての演奏スタイルにも大きな問題があり一種の職業病として、首への影響は相当あったのだろうと思います。頸椎に影響が出ると腕が痺れたり、血が通いにくくなり、手が冷たくなったり、頭痛や肩こりに悩まされるなど、人によって症状は様々です。ギターリストとして毎日ギターを弾いていたhideにとっては症状の緩和を努力し上手く頸椎の悪化を防ぎながら付き合っていくしか方法はなかったのだと思います。
死因からの推測
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x japanのギターリストhideの死因は自宅の寝室でタオルに首を吊った状態のところを発見され、それを元に自殺だと断定する人が多いみたいです。しかし、急逝する前に自殺をほのめかすような文章はなく、口頭で話をしていたことも残ってはいないみたいなので自殺の可能性は低いとのことですが、hideはお酒が大好きで、毎晩のように泥酔するくらいお酒を飲んでいたそうです。
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泥酔している状態でも辛い頸椎の状態を少しでも痛みから逃れたくて牽引をいつも以上に強く首を引っ張るようにしたことが原因で首を絞めて結果自殺になったのではないかという風な見解が強いみたいです。しかし、いろいろ前向きに活動してきたhideにとっては死因の結果がどうであれ、本人の意思としてはとても悔やまれる人生の最後だったのではないでしょうか。
計り知れない日本音楽界への影響
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hideの死因ははっきりしないままとなっていますが、hideが急逝して約10年後にx japanは再結成して再びファンの前に姿を現してます。ギターの位置は毎回ゲスト出演という形を取りながら要所要所でhideのCGや映像を使ってファンの前に姿を現しています。hideがいなくなって約20年、x japanは未だ日本音楽界に強い影響力を残しながら、日本を引っ張っています。