今流行りのテレビ番組の１つに、不倫ドラマがあります。ドラマとはいえ、身近な問題でもある不倫は、どこか他人事ではありません。最初のうちは、恋愛ドラマのようなときめきや、温かいシーンもたくさんあり、つい不倫ということを忘れて主人公たちを応援してしまいます。
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しかし、一方で被害者の気持ちを思いながらみると、悲しくて苦しく、やはりいけないことだと思いおこさせられます。そして、当事者たちは盛り上がっている間にも、どんどん被害者や、世間の目は厳しくなっていくのです。1番恐ろしいシーンは、被害者からの復讐です。
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最新の不倫ドラマの見どころも、被害者からの様々な嫌がらせシーンや口論のシーンです。どんな理由があろうとも、不倫は不倫。そのことをしっかりと視聴者は認識させられます。口論だけでなく、殴り合いや嫌がらせなど、復讐はとまりません。後悔してももう手遅れです。
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被害者は、精神的なダメージを受けているため、周りが見えなくなって、人の目を気にして思いとどまるようなことが出来なくなります。当事者は、たくさんの人がいる中で大声で罵倒されたり、恥ずかしいことをさらけ出されたりします。そのようなことをされても、不倫をしている当事者たちの見方をする者は誰もいないのです。公共の場で、口論から暴力に発展することもあります。それでも当事者を守る者は現れないのです。全て本人たちが招いたこと。冷たい眼を向けられるだけなのです。
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さらに、このような事態が身内にもしっかりとバレ、離婚に発展し家も家族も失います。不倫の末妊娠していたり、けれど恋人とも連絡が取れなくなり、抱えきれない問題が次々と出てきます。男性も女性も、信頼を失うと友達も遠のき、住んでいる町からも出ていかなければならなくなります。仕事も失います。簡単に、幸せな両想いへとは、発展できないのです。そしてそのような展開に、してはいけないのです。ハッピーエンドどころか、悲しい結末も待っています。
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ドラマの世界だけでなく、現実の世界でもよく耳にする不倫問題。ドラマでも、序盤を見ている限り、不倫ということを忘れて純粋な恋愛だと思い込んでしまいます。傷つく人がいること、傷つけられた人に復讐される可能性があるということ、全てを失うということ。そんな恐ろしい結末が待っている事実をつきつけられる不倫ドラマの最新流行作、誰にでもありうることだからこそ、怖さがとてもリアルなのです。