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スマホで夜中まで仕事・・・疲れ果てるビジネスマン!


スマートフォンで夜中まで仕事をすると翌日の仕事に支障をきたし、かえって効率が悪くなる、という研究結果が米国で報告されました。


写真:is702.jp

米国のさまざまな職種の労働者を対象にした2つの研究により、午後9時以降にスマートフォンを仕事関係でチェックする頻度の高い人は、疲労が蓄積し翌日の仕事が積極的にできなくなることを発見したそうです。研究者は、「スマートフォンは、安眠を妨害するためにはほぼ理想的なデザインです」と語りますが、実は彼自身もスマートフォンはベッドサイドに欠かせないアイテムなんだそうです。確かに、私たち一般人もビジネスの使用だけでなく、日常的に寝る前までスマホを使いよね。やはり問題視されるのは、私たちの多くが、夜遅い時間までずっとスマホに精神的に縛られており、仕事を切り上げてゆっくり安眠することが難しくなっていいるということなんですね。point 368 | 1

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写真:form.allabout.co.jp

米国では成人の半数以上がすでにスマートフォン使用者であり、多くの人がスマートフォンこそ知的作業の能率を大幅に向上させてくれる人類史上最も偉大な発明品のひとつであると考えている、と研究チームは言います。しかし、米国立睡眠財団によると、充分な夜間睡眠が取れているのは、全米国人の40%に過ぎず、その大きな原因のひとつとしてスマートフォンが挙げられているのです。最初の調査では、研究チームは82名の上級管理職に対して、2週間にわたって毎日の生活を記録してもらいました。第二の調査では、看護婦、製造業、公認会計士、歯科医師などさまざまな職種の労働者161名を対象に同様の調査を行いました。point 362 | 1

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写真:menzine.jp

その結果、どちらの調査からも、仕事のために使用する夜間のスマートフォンは、睡眠時間の短縮と翌日の職場での仕事に対するモチベーションの低下につながっていることが明らかになったのです。第二の研究では、スマートフォンとそれ以外の電子機器(テレビやコンピュータ、タブレットなど)の使用について比較したところ、スマートフォンのほうが他の電子機器と比べてもより広範囲のネガティブ効果をもたらすことも明らかになりました。どうやらこれはスマートフォンが精神をアクティブにしておく効果をもつためだけでなく、画面から出る強い青色光が精神の安定を妨害するためであるようです。青色光は安眠をもたらす脳内物質であるメラトニンの生成を妨げます。別の調査によれば、スマートフォンやゲーム機からは、パソコンやテレビ以上の強い青色光が出ているということで、これは今回の調査結果とも一致しています。point 444 | 1

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写真:magazine.campus-web.jp

研究者は「スマートフォンは両刃の剣なのです」と語り、「便利な反面、スマートフォンの夜間使用は、精神的にも肉体的にもヒトの睡眠能力を低下させ睡眠による回復力を奪うのです。スマホの電源を夜間はオフにすれば解決なのですが、現実のビジネスシーンにおいて、これはもはやできない相談というものでしょう。」と述べました。また、「翌日まで延ばして悲惨な結果になるよりも、夜中にスマホを使って翌日のたいして重要でない仕事に支障がでるほうがよっぽどマシだ、というのももっともなことです。でも、普段はよく眠るほうが得策でしょう」とコメントしました。point 338 | 1

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