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家でヘア―カラーして病院に運ばれた女性たち


ヘアカラーリング剤でアレルギー反応

染髪剤を購入し家でカラーリングした女性が病院に入院する事故が起こりました。

イギリスに住むローレン・ウッズ(Lauren Woods)さんは、どこにでも売っている家庭用のヘア―カラーリング剤を購入し帰宅しました。

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彼女は説明書に書かれている通り、事前にパッチテストを行いました。

ヘア―カラーリング剤には強い化学成分が含まれているので、事前に二の腕の内側などでテストをする必要があります。

写真:Insight

 

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そのテストを行い24時間経っても、何の異常も現れなかったローレンさん。

そして次の日、ローレンさんはこのヘア―カラーリング剤で髪を染めました。

問題が起きたのは、カラーリング剤での染髪がすべて終わってからでした。

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ヘア―カラーリング剤のせいでひどいアレルギー反応が起こったのです。

ローレンさんは頭皮と顔が急に腫れだし、急いで病院に向かったといいます。

写真:Insight

ローレンさんは病院でステロイド剤とアレルギー薬を処方されました。

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しかし、症状はなかなか治りませんでした。

ローレンさんは結局、目もほとんど開けられないほど顔が腫れてしまいました。

そして7日間、病院に入院したのでした。

ローレンさんは「髪を染めて朝起きたら目が開けられなかった」と当時の様子を説明しました。

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「ヘアカラーリング剤を使う時には成分をしっかりと確認しなければならない」とし「もっとも良い方法は専門家のもとで髪を染めることだ」と語りました。

 

眉毛のカラーリング

カラーリング剤での事故はまだあります。

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もう1件は眉毛を染めた少女の話です。

オーストラリアに住む16歳のタイーラ・デュリー(Tylah Durie)さんは、眉毛を染めるためにカラーリング剤を購入しました。

家で鏡を見ながら眉毛にカラーリング剤を塗布しました。

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塗布している時に、チクチクと肌を刺激する痛みを感じましたが、特に気にすることなくカラーリングを続けました。

写真:Insight

しかし次の日の朝、タイーラさんは目を開けることができませんでした。

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目の周りが真っ赤に腫れあがっていたのです。

タイーラさんはすぐに病院に行き、診察を受けました。

 

皮膚科専門医によると「カラーリング剤の成分のうち、有害物質であるPPD成分のせいで、化学的な火傷を負った状態」だとし、「アレルギーが起こるのはまれだか、一度アレルギー反応を起こすと失明すこともある」と説明しました。

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そしてカラーリング剤を使用する前には必ずパッチテストを行わなければならないと強調しました。

写真:Insight

タイーラさんは「普段、染める時と同じようにチクチク痛むだけだと思った」とし「急に前が見えなくなってすごく怖くなった」と語りました。

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幸いにも今は視力はほとんど戻ったが、まだ肌の腫れは残っているようです。

 

カラーリング剤

家で手軽に染めることができるカラーリング剤はたくさん存在します。

わざわざお金と時間を投資して、美容院に出向く必要がなくなりました。

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発色もきれいで1人でもムラなくキレイに染めることができるからです。

しかし、カラーリング剤には刺激の強い化学成分が含まれています。

また自分で染めると頭皮に付き過ぎたり、顔の皮膚に付いたりします。

するとアレルギー反応を起こしたり、肌に異常が起きてしまいます。

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写真:Insight

まずはカラーリング剤で事前にパッチテストを行うようにしましょう。

また商品によって成分の配合などが異なります。

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違う商品を使うときには、そのたびにパッチテストを行いましょう。

そして説明書をよく読み正しく使いましょう。

大丈夫だと安心して使ったら、思いもよらない事故が起こってしまうのです。

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