歯科に通いたいと考えたものの、お金が十なくて泣く泣く断念…。そのせいで自分で歯を抜いてきたという40代の母親について、イギリスのメディアで話題となっています。
イギリス・サフォークで暮らすダニエル・ワッツさん(42)は、長いあいだ無料、または少額で診察・治療が受けられる国営の医療サービス(NHS)を利用しながら定期的に歯科に通っていたそうです。
しかし2015年に廃業し、「さっそく新しい歯科を見つけたい」と考えるものの、同じサービスを利用できる歯科はなかなか見つからなく、終いにはダニエルさんの歯茎の状態は徐々に悪化し始めたそうです。
また新型コロナウイルスの感染が拡大したことから、ダニエルさんは歯科探しを中断し、治療にかかる費用を用意することができなかったのです。
その結果歯と歯茎の状態はどんどん悪化し、ダニエルさんは、「これまでに11本の歯を抜いた」とメディアに明かしました。
今では毎日鎮痛剤を飲んで耐えているそうです。虫歯や歯周病は、進行すればするだけ治療も複雑になるので、まずは歯科で事情を説明して相談に乗ってもらうのが一番ですね。
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