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羽生結弦が4回転ルッツにこだわる理由は?気になる練習法をチェック!


羽生結弦が4回転ルッツにこだわることを、歓迎する人もいれば、危ぶむ人もいます。しかし、周囲の意見がどうあれ、羽生結弦は4回転ルッツにこだわり続けます。


写真:THE ANSWER

 

羽生結弦・前人未到の300点越え


写真:現代ビジネス

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4回転ルッツとは、4回転ジャンプ6種類の中で、2番目に難しい跳び方です。4回転ジャンプには、難しい順にアクセル、ルッツ、フリップとあり、羽生結弦が初めて跳べた4回転ジャンプは、最も難易度の低い4回転トウループでした。彼はそのジャンプを、前回のソチオリンピックで見事成功させています。そのジャンプをきれいに決めたことで、彼はソチオリンピック男子シングルの金メダリストになりました。その前のオリンピックの男子シングルの金メダリストは、4回転ジャンプを跳んでいません。4回転トウループの次に難しいのが、4回転サルコウです。彼はそのジャンプを完璧に跳べるようになったことで、前人未到の300点越えを達成しました。point 302 | 1

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羽生結弦のコーチ


写真:有名人占い.com

サルコウの次に難しいのが、4回転ループです。その練習に羽生結弦が取り組もうとしたとき、彼のコーチは猛反対しました。4回転トウループと4回転サルコウの2種類の4回転ジャンプを完璧に跳べれば、トップでい続けることができるとコーチは考えていたからです。羽生結弦のコーチは、オリンピックの銀メダリストです。採点方法が現在のようであったら、間違いなく金メダリストであったと考えられる、ジャンプのスペシャリストです。過去にはキム・ヨナを指導し、オリンピックの金メダリストに育て上げました。point 314 | 1

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羽生結弦はコーチの言うことなど聞かない?


写真:ハフィントンポスト

しかし、羽生結弦はコーチの言うことなど聞かない、とコーチ本人が語っています。羽生結弦は、4回転ジャンプの中で最も難易度の高い、4回転アクセルをいずれは跳びたいと明言していますから、4回転ループに挑戦しないという選択肢はないのでしょう。羽生結弦は、コーチの方針には沿わない方向で、4回転ループを練習し続け、4回転ループをきれいに跳べるようになりました。そして2017年の世界選手権で、自身の持つ世界最高得点を更新します。point 297 | 1

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世界王者としてオリンピックに臨む羽生結弦


写真:THE ANSWER

世界選手権の金メダリストとなり、世界王者としてオリンピックに臨む羽生結弦にとって、安全策をとるというのは、考えられないことなのでしょう。4回転ジャンプを跳んだほうが、点数が伸びる採点方式になって以来、4回転ジャンパーが数多く出現してきています。羽生結弦は技の完成度が高く、あえて難しいジャンプを跳ばなくても金メダルをとれる可能性があるため、4回転ルッツを跳ぶ必要はないという見方もあります。しかし、4回転アクセルをいずれは跳びたいと明言している羽生結弦にとって、それをやったら羽生結弦じゃない、ということになるのでしょう。point 349 | 1

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