「窓を閉めていても家の中にショウジョウバエが発生してしまう理由が衝撃的だった(自然発生説)」
ショウジョウバエとは、昆虫綱双翅(そうし)目短角亜目ハエ群の1科Drosophilidaeを構成する昆虫群。
体長2~3ミリメートルと小形で、複眼は大きく生時は赤色を呈するものが一般であるが、中形で黒っぽい種類もあるとされています。
毎年、気温が上がり始めると、どこからともなく現れるコバエ。
その小さな姿とはうらはらに、存在感は絶大で、台所にたったの1匹飛んでいるだけでも、「生ゴミでも腐らせたかしら」「どこかに不衛生な場所があるのか?」と、非常に気になるものですね。
最初の1匹は一体いつ、どこからやって来るのでしょうか。今回は、コバエの種類や特性といった意外と知られていないコバエの知識に加え、発生する原因や時期などについて触れていきましょう。
よく見ると赤い眼をした体長2mm~3mmほどのハエ。一般的にはコバエと言われることが多いですが、台所で見るコバエのほとんどが、このショウジョウバエと言われています。
主な発生源としては、腐ってアルコール発酵をし始めた果物。その他にも酒や酢などにも湧いてしまいます。産卵から約10日という短いサイクルで羽化するため、発生源を放置しておくとすぐに大量発生します。
今回は、そもそもコバエが自然的に発生するという言葉が真実なのかどうか、実験した画像があるので紹介します。
コバエがどこからか入ってきたら、密閉された空間は安全地帯?
密閉された箱の中に果物を入れる。そして、24時間経過後に箱の中に発生したコバエ。
24時間後には自然的にコバエが発生したことが明らかになりました。これで自然発生説は本当だったことが明らかになりました。
私たちが普段食べているフルーツの中にも、幼虫が潜んでいるかもしれません。
最初は「1匹だから」と油断していたら、いつの間にか数匹に増え、台所やお風呂場、リビングを飛び交うコバエにイライラ…。
窓を開け放したり食べ物を腐らせたりしなくても、ショウジョウバエやノミバエのような小さなコバエは、網戸のメッシュをくぐり抜けるとも言われていることがよくわかりましたね。
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