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何で食べれないの?国ごとの禁止食物まとめ8選


食べ物というのはその国の文化や伝統を表す象徴です。

「何を食べるか’ということは」どうやって暮らしているか’ということに直結するのです。

イスラム教徒の’ハラール’が代表的でしょう。

宗教が生活の中心であるイスラム教徒は厳しい食文化を守り抜いています。

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宗教が食文化に与える影響がそのまま表されているのです。

 

そしてこれらは宗教だけではないのです。

最近、多特定の食べ物に対して注意を促したり禁止したりする国が増えてきました。

伝統文化を壊してしまうため、残酷な生産方法であるため、などと理由は様々です。

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しかしこれを通してその国で重要だと考えているものや認識の違いを垣間見ることができるのです。

国ごとの禁止食物についてご紹介しましょう。

 

1.アブサン

フィンセント・ファン・ゴッホが愛したとされているお酒です。

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蒸留したアルコールに3種のハーブ(薬草)を入れて作っており、度数は40~70度ほどと高めです。

アブサンの原料の1つであるWarmwoodに含まれる成分が幻覚症状を引き起こすとして、多くの国で禁止されています。

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2.ケチャップ

フランスの小学生にはケチャップが禁止されています。

ケチャップを食べ過ぎることでフランス料理に対する伝統が失われてしまうという考えからです。

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美食家の国であるフランスらしい発想です。

全く食べられないわけではなく、1週間に1回ほどフライドポテトにつけて食べられるようにしているそうです。

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3.サモサ

サモサは餃子のようなインド料理です。

小麦粉で作った生地の中に、ジャガイモ、ミンチ、香辛料などを入れ、揚げて食べるものです。

形が三角形であることから東アフリカにあるソマリアでは食べることが禁止されています。

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つい最近、ソマリアで爆弾テロを起こしたイスラム過激派の武装団体アルシャバブのためです。

アルシャバブはサモサの三角形が、キリスト教の三位一体に似ているからという理由です。

三位一体はキリスト教の中心的な思考とされているのです。

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4.パンの中の添加物

カナダや中国などの一部の国で、パンが禁止されました。

すべてのパンが該当するわけではありません。

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改良材と呼ばれる添加物が使われているものに限ります。

この添加物は食パンやハンバーガー用のパンに多く使用されているといいます。

パンの食感をより良くし、膨らみやすくする改良材には臭素酸カリウムが含まれています。

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臭素酸カリウムはパンの模様や味を良くしますが、健康には悪影響があることが分かったのです。

心臓がんの誘発や、甲状腺の損傷を引き起こすとされています。

1990年にヨーロッパとイギリス、1994年にカナダ、2005年に中国で禁止されました。

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アメリカのFDAでは食品への使用が認められているが、使用量に制限があるといいます。

 

5.キンダーサプライズチョコエッグ

このチョコレートはイタリアの会社が発売しているものです。

卵型のチョコレートの中におもちゃがはいっているため、サプライズエッグというのだそうです。

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子どもたちが喜ぶお菓子ではあるが、食べる際に安全上の問題が起こることが考えられます。

チョコレートを食べる際に誤っておもちゃも一緒に食べてしまう危険性があるのです。

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6.シュールストレミング(surströmming)

スウェーデン語で酸っぱいニシンという意味のこの食べ物は、ニシンを発酵させ缶詰にしたものです。

世界で最も臭い食べ物として有名です。

他の缶詰とは異なり殺菌をしないため、缶の中で発酵が進みガスが発生し、缶詰が膨らみます。

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そのため世界の多くの航空会社にて機内への持ち込みを禁止しています。

缶詰が爆発してしまう可能性があるからです。

2014年にはスウェーデンの男性が25年経ったシュールストレミングを見つけ、爆弾処理班に処理を任せたといいます。

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7.フォアグラ

フォアグラはガチョウやアヒルの肝臓で作られているフランス料理です。

キャビア、トリュフとともに世界三大珍味とされているのはご存知かと思います。

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フォアグラは宗教や文化の影響ではなく、残酷な飼育方法であることからアメリカなどの多数の国で禁止されています。

フォアグラは少ない量で価格が高い食べ物です。

フォアグラの生産者らは大きな肝臓を作るためにわざとカモを太らせます。

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カモが食べることを拒否できないように、小さな檻に入れくちばしからパイプでを突っ込みエサを与えるのです。

このようにして強制的にえさを食べさせられたガチョウやアヒルは肝臓に脂肪がつき通常の10倍近くまで重くなるのだそうです。

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このような残酷な飼育方法は動物愛護団体から非難を受けたといいます。

 

8.マーマイトとベジマイト

マーマイトやベジマイトはジャムのようにパンやクラッカーに塗って食べる食べ物です。

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イギリスのマーマイトはビタミンBが豊富に含まれており、ベジタリアン達が不足しがちな栄養の補給に役立つといいます。

ベジマイトはオーストラリアの食べ物で、マーマイトに野菜を添加したものだそうです。

ビタミンが豊富なこれらはそれぞれの国で国民的食べ物として愛されています。

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しかし、特有の味とにおいで好き嫌いが別れる食べ物です。

デンマークではこの二つの食べ物はビタミンが過剰に入っているとして禁止しています。

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