2011年に起こった東日本大震災。震災の影響で、残念ながら家族を失ってしまった方もいます。そんな中、津波で家族4人を失い、1人残されてしまった男性が再婚&一度は無くなってしまった会社を再建する姿に感動の声が寄せられています。
津波で家族全員を失った男性
こちらの小島幸久さんは、東日本大震災の影響で父・捷二さん(当時69)、母・キミさん(当時62)、妻・紀子さん(当時38)、そして最愛の一人娘・千空ちゃん(当時7)を失ってしまうという悲劇に見舞われました。幸久さんはそれでも1人で乗り越えようとしますが「一人はだめだね、だめだ、つらい」という思いは消えなかったようです。point 229 | 1
再婚に踏み切った男性
家族の三回忌を迎え、亡き妻の父親の後押しもあって決意したのは再婚でした。約1年半後、亡き母の親友の紹介で幸久さんは、さちこさんと知り合います。最初は戸惑いながらも幸久さんの優しい人柄に次第に引かれていったさちこさん。出会ってから1年後、2人は結婚。その後、2人の間に長男が生まれました。娘の「千空」から一文字をもらって「空大」(そらた)と名付けました。point 243 | 1
会社の再建に向けて動き出す
幸久さんが再起を図った「小島電化」は地域に愛されていた町の電器店でした。震災から100日目には1人で仮設店舗で電器店を再開。その際に、多くの住民が幸久さんのもとを訪ね、涙する方もみられました。現在は新たな家族に恵まれた幸久さん。会社の再建に向けて動き出しました。point 258 | 1
その後、2017年に「小島電化」は再建されました。開店の際には妻のさちこさんに「ありがとう」という幸久さん。そんな「小島電化」を現在も訪れる方は多いようです。「小島電化」は今後も愛されることでしょう。
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