日本中が盛り上がっているラグビーワールドカップ。
ラグビー日本代表は初のベスト8進出となり、さらに世間からも決勝トーナメントが大注目される中、
昨夜、日本ラグビー勢は、南アフリカを相手に3-26という点差で敗れてしまいました。
これまでの試合ではラグビー日本代表が、ワンチームとなって全勝を果たしてきましたが、昨日の決勝トーナメントでベスト4進出という夢はあと一歩となりました。
しかし選手たちの健闘を称える声は鳴り止むことを知らず、むしろ次第に大きくなっています。
世間に大きな感動と勇気を与えたラグビーワールドカップ。
21日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、ラグビーワールドカップ(W杯)を大きく特集し、
南アフリカ戦を終えた直後の選手たちのインタビュー風景も流れ、視聴者からは感動の声が続出しています。
さらには、翌22日の放送では日本代表選手7名がゲスト出演するとのことで、注目しているラグビーファンは多いのではないでしょうか?
今回のW杯が開催するまで、日本国内ではあまり知名度が高くなかったラグビー。
「にわかファン」の急増が危ぶまれていましたが、
『スッキリ』では元ラグビー日本代表の大畑大介氏と加藤浩次が日本ラグビーの未来に対する熱いトークを繰り広げ、視聴者の注目を集めていました。
大畑氏はワールドカップにも出場したことのあるラグビー経験者で、番組を通して、
「これを機にプロ化していって盛り上げていくのが良いと思います」
「子供たちが大きな夢を抱けるステージを作っていくのが大事」と主張。
同番組に出演するたびに、ラグビーというスポーツの魅力についても多く語ってきました。
自国でのイベント開催となれば盛り上がるのは当然であるが、大切なのは熱量を維持すること。
昨日の試合では惜しくも負けてしまいましたが、加藤は今回のラグビー熱を一過性の現象で終わらせるべきでないとし、
「4年に1回だけ盛り上がる大会になってもしょうがない」と持論を展開しました。
そのためにも「ラグビーをプロ化して各地域に練習場の設置などの土台を築くべき」と主張した加藤に対し、
視聴者からは「まさにその通り!」「ここから盛り上げていきたい」など賛同の声が多数上がりました。
また、加藤の持論のように、ラガーマン達にもW杯開催による熱気を「逃すべきでない」と考えている選手はかなり多いようです。
真壁伸弥選手は自身のツイッターから、
「全然宣伝してないけど、今しないとダメでしょ」
「日本代表とトップリーグのファン層は違うし、今ポスターすらないのはあり得ない」
と日本ラグビー界のスタンスに疑問を投げかけています。
今回のラグビーワールドカップ開催地が日本開催だったことも大きく、
また日本代表選手が数多くの過酷な合宿を通して、懸命に練習してきた結果、
ベスト8という素晴らしい結果をたたき出しました。
次こそさらなる活躍を健闘して、日本のラグビーが、ここから真の盛り上がりを見せてくれることに期待したいですね!