冬になるとダウンジャケットを着用し外出する方も多いと思われますが、ロングのジャケットである場合特に注意しなければならないようです。最近になり、ダウンジャケットがバスのドアに挟まったことによる不慮の事故により亡くなってしまった女性の父親のエピソードに誰もが涙しているようです。
バスのドアのダウンジャケットが挟まり不慮の事故で亡くなった女性
それは韓国での出来事。最近になり、とある地方でのバスでひとりの女性が着用していたロングジャケットがドアに挟まったことで道路に引きずられ、後方のタイヤに轢かれてしまうという不慮の事故に見舞われてしまいました。韓国では前方のドアから乗車し、後方のドアから降りることから、女性はこのバスを利用しており、降りる最中にこのような事故に巻き込まれてしまったようです。
韓国では残念ながらこのような事故が少なくないようで、後方のドアから利用客が降りることでバスの運転手もそれを確認してから発車するのが正しい安全管理なのですが、これを怠り、確認もしないまま発車させてしまうことで取り返しのつかないケースに繋がってしまうようです。
娘のために父親が用意していたプレゼントとは?
20代と若い年齢でこの世を去った女性。生前ヘアデザイナーを目指していたようで、夜遅くまでカットなどの練習に勤しんでいたといいます。さらに自身の給料で生活費を賄っていたこともあり、経済的に余裕があったわけではなかったものの、それでも一生懸命仕事をする女性に父親があるプレゼントを用意していたようです。それはキックボードです。
毎日出退勤のためにバスを利用していた娘のために少しでも楽に通えるよう父親がキックボードを用意していたようですが、普段バスを利用していたものの、勤務先はそこまで遠くはなかったのでしょう。また、交通費も節約できることから父親はプレゼントとして最適、と考えたのだと思われますが、「もう少し早くプレゼントをしていれば娘はこのような事故には遭わなかった」と後悔するのは容易に想像できますね。
まとめ
このように、ロングのダウンジャケットがバスに挟まったことで轢かれ、亡くなってしまった女性のエピソードは本当に悲しくてやみませんが、遺された両親はその無念さが大きいことでしょう。娘のために用意したキックボードを見るたび、父親は何とも言えない気持ちになるようですが、それだけに今回の事故が憎いですね。