いすに座るとき足を組んで座る人多いでしょうね。特に女性の中では足を組むことがすでに習慣になっている人が多いと思います。足を組む行動は骨盤に悪影響を及ぼします。今から足を組むことで起きる身体の変化をお知らせします。
1.血液循環問題
足を組む姿勢は股関節内の圧迫する姿勢であります。関節を圧迫するとその分血液循環にも問題が起こります。したがって足の疲労もより早く感じられます。
2.骨盤変更
足を組んで座ると片方の骨盤が上にあがり骨盤のゆがみができます。また、片方の筋肉だけが引っ張られ筋肉の不均衡もできます。
骨盤は足と身体の上部を結ぶ重要な位置にあるため、ゆがみができるとすべての関節にも影響を及ぼします。これから述べる身体に起きる変化も骨盤の変形で起きる問題であります。
3.腰の痛み
腰の支えているのは骨盤であるため、骨盤がゆがんでしまうと腰も一緒にゆがんでしまいます。左右でゆがんでしまった腰は脊柱側弯症になり、腰痛の原因になります。
4.足のむくみ
関節の変形と圧迫により足の血液循環が難しくなると足のほう流れている血液も循環ができず、足のむくみがよく起こります。長期的には足の弁膜機能が弱くなり、下肢静脈瘤になります。
5.消化、生理不順
姿勢が悪くなるにつれ、臓器を圧迫して消化不良が起きる原因になり、骨盤内にある子宮や卵巣にも影響を及ぼして生理通などの女性疾病が起こる可能性もあります。