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どんな時になるの?知恵熱のまめ知識


仕事や勉強をがんばりすぎた時に、興奮して体温があがり、発熱してしまい、知恵熱が出たと思った経験はないでしょうか。このように時々耳にすることがある知恵熱という言葉ですが、実際に体にどのような変化が起きているのか、理解している人は少ないでしょう。


写真:日刊生活お役立ちサイト

 

本来知恵熱とは?


写真:Doctors Me

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本来知恵熱とは、特に病名を指しているわけではなく、原因がはっきりとしていない乳幼児の熱の総称だと言われています。しかし近年では、大人でも脳を使い過ぎた後の発熱した状態を、知恵熱と呼ぶこともあります。この場合、本来の病名としてはストレス性高体温症と呼ばれるもので、知恵熱とはまったく異なるものです。

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人間の熱が高くなるケースとしては?


写真:woman.mynavi.jp

人間の熱が高くなるケースとしては、仕事が忙しくなったり、極度の緊張の場面に遭遇したり、誰かと喧嘩をする、体に急激なストレスがはかる、慢性的な疲労などがあげられます。人間の体温は自律神経やホルモンなどが調整しています。しかし精神的、肉体的なストレスがかかったときには、交感神経が優位となり、体温があがるので、自律神経とホルモンのバランスが崩れてしまいます。

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写真:Latte

そのため医療機関で検査をしたとしても、特に異常は見られず、原因がはっきりしないことなどです。そして高体温の仕組みが風邪やその他の病気とは異なる発熱なので、一般的な解熱剤が効かないという特徴があります。

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急性と慢性の種類がある


写真:Doctors Me

知恵熱の症状としては、いくつかの種類が存在しています。まずは急性です。極度のストレスがかかった時に38度から39度の体温となりますが、比較的短時間に元に戻る特徴があります。原因となったストレスが解消されることで、元に戻ることが多く、学校や会社に行ったときだけ熱が出るというケースも見られます。

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写真:ガジェット通信

そして慢性的なものです。長期間の疲労が続いたことにって、37度から38度程度の発熱が長期にわたって続くような状態です。原因を取り除いたしても、すぐには改善されないことが多く、不安障害やうつ病、緊張型の頭痛と併発しているケースが見られます。
そして急性と慢性が混ざったタイプです。常に微熱があり、大きなストレスがかかるとさらに体温が高くなる特徴があります。

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病院に相談した方がよい状況は?


写真:Doctors Me

3日たっても下がらないような38度以上の熱が続いていたり、1週間以上微熱が続いている場合には、病院に相談した方がよいといえます。治療内容としては食事や生活指導、薬物療法、心理療法などがとられます。知恵熱を発した場合の対処法としては、何よりもストレスの原因となっていることから離れることが大切です。日ごろからストレスを発散できるよう努め、質の良い食べ物をも摂取するよう意識しましょう。

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