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舛添要一の出来事とは


国際政治学者であり政治家でもある舛添要一は今では元東京都知事として見られているが、その前は衆議院議員であったり、芸能人であったりと様々な方面で活躍をしてきましたが、不正疑惑が見つかり失墜することになりました。失墜の原因をまとめてみました。


写真:asahicom.jp

 

多方面で活躍していた全盛期


写真:wikimedia.org

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国際政治学者であり、政治家でもある舛添要一はヨーロッパ政治史を専攻し、フランスのジュネーブ国際研究学院研究員やパロ現代国際関係史研究所客員研究員を務めたあと、日本に戻り東京大学教養学部助教授に就任し、フランスを初めとする欧州の政治、外交、安全保障に関する研究を専門として国際関係論を講じてきました。その後は自民党候補として出馬し、当選一期ながらも異例の参院自民党の政策責任者である政策審議会長に就任し、長年議員として圧倒的な指示を受けていました。その期間数々のテレビ番組に出演し、政治学や経済の持論を説きながら、バラエティ番組にも出演をし、多方面で活躍をしていました。執筆した書籍も相当数あり、精力的な政治活動を行っていました。その結果、2014年に無所属で出馬をした東京都知事選挙において後に自民党から支援され自民党東京都連が舛添要一さんの推薦を決め全面的に後押しをする結果となりました。point 395 | 1

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数えきれない不正疑惑の数々


写真:cloudfront.net

東京都知事に就任した舛添要一さんは社会保障対策や、地震などの自然災害の災害対策、若者への雇用対策など様々なことに熱意をもって行動していました。しかし海外出張費が総額5700万円と発表され、政治資金の不正疑惑が見つかり辞職へと追い込まれていきます。
海外出張に20名引き連れ、航空機だけで1,443万円、宿泊費で922万円、車両借り上げ費用で623万円を1回で使用したことが発端で次々と公私混同が発覚し詳細まで報告され、逃げられない状況になっても、舛添要一さんは都知事を辞退しようとはせずにオリンピック終了まで都知事を継続する意向を貫こうとしていましたが、詳細な説明を拒否し続ける舛添要一さんを擁護し続けることは不可能となり、都知事不信任案可決が確実視された段階で都知事辞職が提出され受理。都知事辞職となりました。point 441 | 1

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歯切れの悪い記者会見


写真:middle-edge.jp

「第三者に厳しい目で調査いただく」と言う乱雑した言い訳が有名な事実関係の会見で、明言を避けながら説明不足過ぎる点とさらに批判を買う会見内容となってしまい、収拾することは困難となり辞職することが決定的となりました。
同席した弁護士も「適切ではないが違法ではない」とはっきりとした弁護もできず、また舛添要一さん本人からも質問に対して「調査したい」や「精査をします」などの答えにならない回答ばかりで、逆に印象が悪くなる会見となりました。point 297 | 1

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今はなにをしているのか


写真:ikiru.com

現在、舛添要一さんは月収11万円で生活していると「サンデー・ジャポン」の生放送で出演していました。時価菜園などで野菜を育てて生活費を切り詰めているとのことですが、本などの印税は今でも相当あると思いますので真相はわからないですね。

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