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樹脂粘土がどんな物なのか、使い方や歴史も含めて紹介していきます


ハンドメイドが流行している最近の流れに乗って、樹脂粘土の需要が増えています。小学生の自由研究からハンドメイド作品を販売する人まで、幅広く使われている樹脂粘土は、いつ頃どのようにして日本へと入ってきたのか、作品の作り方やカラーバリエーションに乾燥の方法なども紹介していきます。

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樹脂粘土とは?どのような物でどんな風に使うのか?

樹脂粘土は、木工用ボンドに主に含まれている成分で、酢酸ビニルエマルジョンをベースとして作られているものです。しかし最近の流行からか、やや曖昧なカテゴリとなってしまい、本来は樹脂粘土ではないものまで樹脂粘土と表記されるようになってきてしまっているようなのです。噂によれば、オーブン粘土という別の粘土までもが樹脂粘土として扱われているそうです。とあるメーカーではこの事態を受けて、樹脂粘土という呼び方ではなく、樹脂風粘土という呼び方を商品に付けています。しかし、正直ほとんど浸透していないようです。樹脂粘土は自然乾燥により硬化するので、熱を加えなければ硬化しないオーブン粘土とは、そもそも別物のようです。point 374 | 1

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樹脂粘土の歴史は1960年代から始まっているようです

樹脂粘土は新しい物と思われがちですが、その歴史は意外と古く、1960年代には日本に入ってきていたようです。きっかけは、メキシコで昔から作られていた余ったパン生地でのフラワー製作だそうです。それを見た日本人女性が、面白いと思って日本に持ち帰ったのが始まりだと言われています。しかし最初の樹脂粘土は、パン生地に木工用ボンドを混ぜた簡単なもので、直ぐ割れるなど質の良い物ではなかったようです。それから開発が進み、耐水性のある樹脂粘土が発売されるなど、より薄く小さく繊細な作品作りが可能となっていったようです。キーホルダーやアクセサリーなどにも応用される、スイーツデコの原料として樹脂粘土が使われ出したのは2005年頃からだと言います。point 390 | 1

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樹脂粘土のやり方は簡単?作品になるまでどのくらい?

樹脂粘土自体は口に入れても問題ないそうですが、着色する際に使う絵具は、小さな子供が誤って口に入れないように注意する必要があるようです。作品を作り終えたあと、直ぐに飾ったりはできないようで、自然乾燥で完全に硬化するまで薄い部分なら1日程度、厚みのある部分なら1週間かかったりするそうです。そうなると、作品を発表する1週間前には仕上がっていないといけない事になります。更に、透ける樹脂粘土もありますが、こちらも完全に硬化しないと透けません。point 293 | 1

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樹脂粘土は100円ショップでも購入できお手軽に製作できます

ハンドメイドが流行っている最近の流れに乗り、樹脂粘土が売られる場所は専門に扱う店だけでなく、100円ショップなどにも登場しているようです。100円で樹脂粘土が買えるなら手作りしてみようかな、と思う方もいるかもしれません。カラー展開も8色ほどあり、赤や青に黒、白、黄色、緑、茶色など基本になりそうな色は既に揃っているので、初めて樹脂粘土を触る人は、まず基本となる色で作品を作るのがおすすめのようです。難しそうだという思いが先行しがちですが、ピアスやネックレスのトップなど、よく売られている原石風の物が意外と簡単に作れるそうなので、新しい趣味の一つとして挑戦してみるのもよいかもしれません。point 372 | 1

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樹脂粘土にまつわるエピソードとしては子供の自由研究で広まっている

このように、簡単にアクセサリートップなどが作れる樹脂粘土は、スイーツデコを作ることもできるので、これを子供の自由研究にするというお母さんも少なくないようです。硬化に1週間かかるとしても、夏休みは1ヶ月あるので、その間に作っておけば乾燥は間に合います。粘土なので、小学生の技術でもそれなりの作品にはなるようです。凝ったものになると、レジンを使ったりしてリアルさを出したり、トーストに焦げ目を付けるなどもできるようなのですが、そこは子供の作品レベルとしておけば、そんなに手間もかからず、あまり手伝わずとも上手く自由研究が済ませられるでしょう。小さくかわいいもの好きな女子には、特に人気があるようです。point 380 | 1

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まとめ

手軽に利用できる樹脂粘土の歴史が、意外と長かったのには驚きですが、作品を見たことがある人も多いでしょう。編み物や裁縫と違って、誰でも直ぐに始められそうな上、100円ショップでも購入できることから、趣味として始める人も少なくないようです。

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