X
    Categories: CELEB

勝新太郎と稲葉浩志の意外過ぎる関係とは?【衝撃の出会い】


世間ではあまり知られていませんが、日本を代表する俳優の一人である故勝新太郎が心底惚れぬいたという人物がいます。その人物こそ、大物ロックユニットのB’zのヴォーカル、稲葉浩志です。
二人の交流は、驚くようなエピソードが多いのですが、当時のB’zのファンには、あまり知られていませんでした。
特に、B’zのコンサートで、稲葉が妙な帽子をかぶり登場した時は、とてつもない違和感にかりたてられたものです。
しかし、後にこの帽子の逸話が世間に露呈すると、B’zのファンの方々はとても感動していました。

写真:pinterest.jp

◼︎酒場での運命の出会い

ADVERTISEMENT

写真:pinterest.jp

一見すると、まったく接点のない二人ですが、ある日を機会に運命の出会いを果たすのです。
1990年代前期、六本木にあった田賀という酒場に、大好物のお茶漬けを食べに訪れた、この店の常連である勝新太郎が扉を開けるとそこには、1人の男性が座っていました。
普段はマスターが気を利かせ、騒ぎにならないように、勝新太郎のために一人も客を入れす、貸し切り状態にしています。勝新太郎は初めて見る顔であり、疑問に感じながら、その男の方を覗き込むと一瞬にして心を奪われました。
彼の瞳には、強く人を引き付ける力を持っており、その奥には優しさとぬくもりが広がっています。
「お前、いい顔をしてるな。お前の目は本物の目だ。いい、凄くいい。裕次郎以来、久し振りに本物に出会った思いだ」
「ありがとうございます」
彼は、少し恐縮しきった表情で感謝の意を表しました。
この恐縮しきった男こそが、ロックユニットのB’zのヴォーカル、稲葉浩志だったのです。
勝新太郎は彼がB’zのボーカルであることは無論、何をしているかも知らなかったので、稲葉浩志を俳優にならないかとスカウトしたという。
もちろん、稲葉浩志は音楽活動を理由にこのお誘いを丁重にお断りしたそうです。
それ以来、二人は生ビールにテキーラを垂らして乾杯していたという事です。point 562 | 1

ADVERTISEMENT

写真:plaza.rakuten.co.jp

◼︎兄の形見をプレゼントした勝新太郎

ADVERTISEMENT

写真:naushikablog.com

運命的に見える出会いですが、実際の話は、たまたま店に来た稲葉浩志を、勝新太郎に会わせようとした店主の粋な計らいだったのです。
ともあれ、この日の出来事をきっかけに、2人の交流が始まり勝新太郎は、B’zの熱狂的なファンに変わっていきました。
それからというもの、自分でチケットを購入して、時間の許す限りコンサートへ足を運ぶようになったのです。
横浜スタジアムでのBUZZコンサートに、田賀の店主と勝が二人で訪れてたとき、勝新太郎は稲葉に会場で突然手渡したものがあります。
それは、なんと、兄・若山富三郎の遺品である、ニューヨークヤンキースのテンガロンハットだったのです。
敬愛する兄の忘れ形見を譲り渡すほど、稲葉を気に入っていたの事が伝わると、彼もその想いに応えて、コンサートの一曲目から、このテンガロンハットを被って登場します。
なお、この様子は、BUZZ!!THE MOVIEというB’zのライブビデオ作品に収録されております。
そう、オープニング1曲目の、BLOWINで着用しているあの帽子です。
少しコアなB’zファンなら気づいたと思うのですが、初めてあの映像を見たとき何か違和感を感じたのですが、一気に晴れた感じです。
若山富三郎の手から勝新太郎の手に受け継がれ、稲葉浩志のもとに辿り着いた、二人の形見のテンガロンハットは、今は稲葉のプライベートスタジオに大切に飾られているそうです。point 623 | 1

ADVERTISEMENT

写真:bzfan178.com

◼︎まとめ

コンサート終了後、田賀に行き、B’zの松本や仲間に勝新太郎の大好物である鮭をお茶漬けにして振る舞っていました。
その時、勝が、ただの鮭茶漬けじゃつまんないと言い、松本にツアータイトルを聞きました。
この、コンサートツアータイトルから名をとり、バズ茶漬けが誕生したのです。
勝新太郎がひいきにしていた田賀という酒場は、赤坂に移転して今も営業しており、バズ茶漬けもオーダー出来ます。
後日、ガンにおかされ勝が入院生活に入ると、稲葉は自身のソロアルバム・マグマに励ましのメッセージをつけ、彼の元へ送りました。
勝新太郎は感激して、死ぬまで何度も繰り返し、このアルバムを聴いていたそうです。point 362 | 1

ADVERTISEMENT