平日に比べ、比較的フリーな時間が多い週末。
平日は授業がびっしりの学生たちはもちろん、会社務めの社会人の方々も週末は休日である方が多いと思います。
たまに金曜日や月曜日に祝日だったりすると、思わず「連休だ！」って喜んでしまいますよね！
しかし、その一方で、週末にも働く方だっています。サービス業などは特にそうですよね。学生の方も、平日に時間がない分、週末にバイトをするかたが多いのではないでしょうか？
しかし、その週末のお仕事、ひょっとすると、危ないかもしれません！
以前ｓ、イギリスの学術誌’Epidemiology & Community Health’から衝撃的な発表がされました。
なんと、アルバイトなり副業なり、週末に働く人は平日に働く人に比べうつ病にかかる確率が高いというのです！
研究チームは成人男性11,215名と女性12,188名を対象に勤務時間と勤務曜日を調査、うつ病との相関関係を分析しました。
研究チームはまず、週35時間を平均勤務時間と定義し、これを基準に、より勤務時間が長い人、より少ない人を区別しました。そして、それぞれのうつ病の症状を比較しました。
その結果、週55時間を超える勤務時間の女性グループが相対的に最もひどい健康状態であることが判明し(！)、
男性の場合は基準勤務時間(35時間)以上であろうと、それ以下であろうと大きな差は見られませんでした。point 302 | 1
つまり、勤務時間の長さとうつ病の相関関係は不明確ということですね。
しかし、平日勤務と週末勤務を比較すると、話は変わってきます。週末勤務は男女ともにうつ病の可能性を増加させることが判明したのです！
女性の場合、平日勤務だけをする女性に比べ、週末に働く女性のうつ病率はっきりと高く、
男性の場合も、やはりストレスやうつが平日勤務の人たちにくらべ高くなりました。
研究チームによると、「今回の研究は調査と観察をベースとした統計的結果であり、はっきりとした原因は分からない。」
しかし、「長期間勤務と週末勤務が労働者の健康状態に影響が出るという事実が確認された。」と説明しました。point 344 | 1
あくまでも個人的な、自身の経験に基づいた憶測ですが、
週勤務務だと、自身と他人のおかれている状況にギャップを感じやすいのではないでしょうか！？「いいなあ、自分も楽しみたいな…。」的な！(笑)
ともかく、週末にもお仕事をされている方は、精神健康のためにも、リフレッシュできる時間などを確保するとよさそうですね！
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