2019年5月、ソウル冠岳区新林洞(クァンアクグ·シンリムドン)で、一人の男性が帰宅する女性の後を追って、自宅に侵入しようとした事件が起きました。このように1人世帯が増えていることから、ワンルーム居住者を狙う犯罪も増えています。特に、一人暮らしの女性や高齢者が犯罪の標的になっているようです。こうした中、最近、中国のポータルサイト「テンセント」に掲載された、ある映像がネットユーザーの間で再び注目されています。
映像には、部屋で隣人女性を待ち続け、男の部屋に連れ込んでいく男性の姿が映り、衝撃を与えたのでした。この監視カメラの映像は2018年4月16日に撮影されたもので、事件は午前6時50分に発生しました。映像では、裸の男性がワンルームの廊下をうろついています。
その後、男性は自分の家に入り、しばらく後、隣からある女性がドアの外に出ました。戸締まりをしっかりして廊下を通りかかった瞬間、裸で立っていた男性が再び現れたのでした。女性がびっくりする間もなく彼は女性の首筋をつかんで家の中に引きずり入れたのです。
床に座り込んで男性から抜け出そうと必死の女性。しかし、力強い男性の力に勝つことができませんでした。なんとか逃れようと抵抗する女性と何とか自分の家に入れようとする男性の息の詰まるような体当たりの末、結局、男性の家に連れ込まれてしまいました。廊下には激しい抵抗を示すように、女性が履いていた靴だけがぽつんと残されたままでした。
現地メディアによると、男性宅に連行された女性は幸い、その後何の被害も受けていないとのこと。この事件は直ちに警察の取り調べを受け、男性は女性に性的暴行を加えようとしたと供述しており、この2人は事件前にも数回会ったことがあると伝えられ、衝撃を与えたのでした。強姦未遂事件の映像を見たネットユーザーは、「女性が抵抗するのに、誰も出てこないのか」「本当に家に入るたびに怖い」「エレベーターを一緒に乗るのも怖いのに」などの反応を示し、ワンルーム居住者として感じる恐怖感を吐露したのでした。