3月21日に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本対メキシコの準決勝で、6対5のサヨナラ勝ちで決勝進出を決めた侍ジャパン。日本中に決勝進出を祝福する声が溢れる中、対戦相手のメキシコのベンジー・ギル監督が敗戦後に放った子言葉が注目されています!
メキシコは土壇場で逆転サヨナラ負け。選手は呆然とした表情でグラウンドを引き上げました。日本の粘りに屈したメキシコ、そしてヒル監督は「これが野球。日本チームに帽子を脱ぐしかない。両方が素晴らしい仕事をしたが、日本は誰もあきらめなかった。日本が野球に勝った」と脱帽する様子も。
試合は先発のサンドバルが好投を続け、0-0で迎えた四回、2死から連打でチャンスを作ると、ウリアスの3ランで均衡を破りました。その後は日本に押され、七回に同点とされるが、直後の八回に2本の適時打で勝ち越し。だが、九回に守護神ガィゴエスが大谷の二塁打からピンチを招き、村上に逆転打を浴びました。
左翼手・アロザレーナが岡本の本塁打性の打球をキャッチするなど、再三の好守備を披露。日本に負けない粘り強さは見せましたが、指揮官は「私たちは本当に勝利に近づいていた。後悔は何もない」と言及。
初の4強を果たすなど躍進したことに「負けたが、完敗したわけじゃない。メキシコの野球界にとっては勝利だと思う」と前を向きつつも、「Japan advances, but the world of baseball won tonight.
(日本が勝った。しかし、今夜の試合は野球界そのものの勝利だ)」などと言及。
最後の最後まで白熱の試合を繰り広げ、名勝負を見せた日本とメキシコ。ギル監督のこの言葉は日本の野球ファンの間でも話題になっており、「本当にその通り。最高の試合だった」「名言すぎる」「敗戦後にこうコメントできる監督に脱帽」などのコメントが寄せられました。日本は3月22日に決勝で前回大会優勝のアメリカと対戦します。侍ジャパンの飛躍に期待したいですし、優勝してほしいですね!がんばれ、ニッポン!
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