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SNSで「いいね!」がほしくて体に自ら火をつけた「全身火傷」少女


SNSで注目されるために自分の体に火をつけた少女は今後、一生火傷の傷跡と共に生きていくことになりました。

イギリス日刊デイリーメールは、アメリカミシガン州デトロイトに住む少女ティーミヤ・ランダース(Timiyah Landers)が「ファイアチャレンジ」をして、全身火傷を負う事故に遭ったと報道しました。

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自分の部屋で遊んでいた少女ティーミヤは友達2人の前で自分に火をつけました。

アルコール成分が多く含まれているボディスプレーを自分の体にかけた後に火をつけたのです。

続いて、家の中に響く大きな爆発音を聞いたティーミヤの部屋に走って行った両親は、全身が燃えている娘の姿を目撃しました。

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両親はすぐにティーミヤの服を破り、浴槽に浸して火を止めました。

そして、消防車と救急車に連絡をして、ティーミヤを直ちに病院に運びました。

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両親の迅速な対処にティーミヤは命が救われました。

しかし、医療スタッフは、ティーミヤの状態は深刻であるために集中治療室に移さなければならないと話しました。

また、ティーミヤが少なくとも3回以上の手術をしなければならないそうで、数ヶ月以上の入院治療を受けなければならないという残念なニュースを伝えました。

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数日後、ようやく話すことができる状態になったティーミヤは、事件当時に自分は友達と一緒に「ファイアチャレンジ」をしていたと吐露しました。

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ファイアチャレンジとは、2012年にユーチューバー「1BlazinEagle1」が始めた、体に一時的に火をつけるSNSチャレンジです。

SNSで注目され、若者たちが真似して問題になっていました。

ティーミヤも友達の前でそんな姿を見せてたくて、または、SNSに映像を掲載して「いいね!」をたくさん集めたくて、体に火をつけました。

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モリストーン病院(Morriston Hospital)の医療スタッフであるアナ・ビーニー(Ana Biney)は、「最近、病院に火傷を負って訪ねてくる子供の患者が増えた」、「ほとんどSNSスターになりたくて「ファイヤーチャレンジ」をしていた若者たちだ」と伝えました。

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続いて、「青少年がSNSを通して感じる圧迫感を理解する」と言いながらも、「自分の未来を一瞬にして台無しにすることができるチャレンジをしてはいけない」と指摘しました。

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