21日『アッコにおまかせ！』(TBS系)に出演した和田アキ子さんが、‟闇営業問題”で20日に雨上がり決死隊・宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが行った謝罪会見で、『アッコにおまかせ！』番組リポーターが宮迫さんに「今のお気持ちは何色ですか？」と質問したことについて謝罪しました。
このリポーターは「不倫報道の時には気持ちを『オフホワイト』と言っていましたが、今の気持ちを色に表すと？」と緊迫した雰囲気の会見で宮迫さんに質問。会見を視聴していたという和田さんは、この質問内容に驚愕し一睡もできなかったと明かしていました。
和田さんは、真摯に謝罪した宮迫さんに無礼な質問をぶつけたリポーターに対して「ふざけんなと」と番組で怒りをあらわにしました。また、リポーターが同番組を名乗っていたことから、和田さんは番組を代表して深く頭を下げて謝罪したのでした。
ネットでは、和田さんの対応に賞賛の声が寄せられていますが、度々和田さんは批判を浴びることが多々あるようで、たとえ、死期の近い病人に対しても容赦せず“暴言”を吐いたこともあったようです。
その相手とは、女優の故・川島なお美さん。かねてから2人は不仲説が浮上しており、不仲になった発端は川島さんが生前口にしていた名言「私の血は赤ワインでできている」発言からだといいます。
かつて川島さんは『お笑いマンガ道場』(日本テレビ系)に出演していて、2人の因縁は20年以上前までさかのぼります。1997年に川島さんは、ドラマ『失楽園』の出演で一躍脚光を浴びます。和田さんは、これを機にワイン通のセレブ女優としていた川島さんが不快だったようです。
『アッコにおまかせ』に川島さんがゲスト出演した際、和田はさんは、「私もワインを飲んでいるけど、体はワインではできてない」とバッサリ斬り捨てたそうです。
さらに、和田さんには恐ろしいエピソードが…..。2人が偶然バーで遭遇したときのこと。和田さんが自分の席に川島さんを呼び寄せ、「お前の顔を殴ったらワインの血が出んのか？」と恫喝したという話が報じられています。
これ以来、川島さんは和田さんを“共演NGリスト”に名前を連ねたそうです。また、和田さんは以前から動物嫌いだそうで、愛犬をキャリーバッグに入れずにテレビ局に同行させた川島さんに怒りを覚えたというエピソードも。
2013年8月に川島さんは、胆管がんを告知され、15年9月24日に54歳の若さでこの世を去りました。亡くなるおよそ半月前にシャンパンのイベントで久々に川島さんの姿が同番組で流された時のこと。
川島さんが、露出の多いドレス姿で登場したことから激ヤセと話題になっており、その姿を見た和田さんは「あんなドレスを着てこなきゃいいのに」と批判。「鎖骨が…」と哀れな顔を浮かべながら何度も口ずさんでいたようです。
「病状を伏せていた川島さんは、週刊誌から重病説と報じられ、共演者たちも川島さんの容姿については触れなかったようです。ですが、和田が川島さんのやせ細った身体に必要以上に執着したので、スタジオは困惑したといいます」(テレビ関係者)
当時、舞台を降板した川島さんは、翌日にやせ細った姿を自身のブログで公開。すると、同番組で話題にし、ノーメイクでベッドに寝転がった川島さんの写真が紹介されました。
和田さんは「これは私もテレビで見てビックリしました。見た？みんな」と。さらに、「でも、お元気になられたとおっしゃっていたけど。だけど、女の子たちどう？普通は鎖骨とか腕とか目立つところは、もしあれだったら隠そうとするよね」「そういう状況でも元気ですとアピールされたのかな？」「出てるところ、鎖骨がすごかったもん」と、次々に毒づき、嫌味を放ったのです。
川島さんはその4日後、帰らぬ人となってしまいました。同番組で和田さんがどのように訃報を扱うのか注目を集めましたが、和田さんは一切コメントをしなかったようです。
芸能界の“ゴッド姉ちゃん”として多くのタレントに慕われ、または怖がられるも、人一倍情に厚い和田さん。これまでの川島さんへの口撃を今では心残りにしているのではないのでしょうか….。