リポーターにセクハラ
今月16日、ロシアで行われているワールドカップの生中継中の女性リポーターがセクハラにあう事件が発生しました。
当時、ある男が中継中の女性リポーターに近づき、胸をわしづかみにして頬にキスをしたのです。
そして男はすぐに逃げ去っていきました。
この時リポーターは、生中継中だったため、この衝撃的な状況でも冷静に中継を続けたのでした。
生放送だったためこの様子はテレビで放送され、多くの人がセクハラ現場を目撃したのです。
非常にショッキングな状況にもかかわらず、自分の仕事を続けた女性リポーターの姿も話題となりました。
この映像を見た多くの人が、このセクハラ事件に驚愕し怒りをあらわにしました。
W杯の生中継中に起きたセクハラ事件。
実は、この1件だけではなかったのです。
なんと女性リポーターにキスをしようとした事件はもう1件ありました。
しかし、最初の事件の時とは状況が異なり、世界中の人が
今月25日、生放送中にある男にキスをされそうになった女性リポーターが、そのキスをよけて、さらに男に謝罪させる動画が公開されました。
事件が発生したのは24日のこと。
ブラジル放送の女性リポーターが、ロシア現地でワールドカップの生中継を行っていました。
この時、急に1人の男性がリポーターにキスをしようと、唇を尖らせて近づいてきたのです。
女性リポーターは、驚くほどの反射神経で、そのキスを上手くよけました。
そしてこの女性リポーターは、男のセクハラに非常に腹が立ったため、「やめて!」と大きな声で男に向かって叫びます。
女性リポーターは、その後も中継をすることなく、男への説教を続けました。
男に向かって怒りの満ちた表情で「このような事は許されることではない。マナーがなってない。」とし「女性を軽く扱ってはいけない、尊重するべきだ」と話しました。
すると男は、「すまない、悪かった、分かった」と小さな声で答えて、後ずさりしていったのでした。
この女性リポーターが、このように断固とした対応ができたのは、実は以前にも同じようなことを経験していたからです。
女性リポーターは取材に対し、「ロシアでたくさんのことを経験した」とし「今回は幸いにも避けることができたが、自分自身が無力で弱弱しいと感じた」と話しました。
さらに「なぜあの男が、あのような行動をする権利があると考えたのか、理解できない」と付け加えました。
実際の動画をご確認ください。