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天才てれびくん出身のYouTuberが“痩せる注射”を紹介したものの危険すぎて炎上


登録者数が100万人越えの人気YouTuber・てんちむさん。てんちむさんといえば、NHKで放送されていた教育番組『天才てれびくんMAX』に「てんかりん」として活躍後ジュニアモデルに転身。その後に色々と不祥事を起こし、芸能界を引退したことで有名ですが、現在はYouTuberとして日々動画作成に励んでいるようです。

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Twitter

てんちむさんのYouTubeチャンネルで公開された「痩せる注射を1ヶ月打ったら痩せるの?」というダイエット動画が物議を醸しています。「痩せる注射を1ヶ月打ったら痩せるの?」という動画の中で、“痩せる注射”と謳う糖尿病治療薬の「ビクトーザ」を紹介。そこでてんちむさんは、紹介元の美容クリニックの医師とその効力を説明しつつ、「針は家で捨てない」「針は使い回さない」などの注意事項を紹介していました。また、自ら注射を打ってみせ、今後1か月間、ビクトーザを打ち続けて本当に痩せるかどうか検証していくことを宣言しました。point 312 | 1

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YouTube

しかし、この動画についてネットからは、「健常者が使うの本当に危険なのに気軽に紹介しないで」「自分でインシュリン作れなくなって病気になる」「血液検査もしないで処方されるの怖すぎ。身体ボロボロになる」などと、容易に使用するのは危険すぎるという指摘の声が殺到しました。他にも、注射する際に“空打ち“(注射器内の空気を抜くこと)と言われる行為が行われていないなど、紹介する上での情報が欠如していることからも「若い子達が何も知らずにこの動画を見て真似したらどうするの」などの意見も見受けられました。point 301 | 1

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YouTube

また、同席していた医師にも「健康な人にインスリンを勧めるって医療従事者としてどうなの?」「利益のためだからってやっていいことと悪いことがある」という厳しい声が寄せられていました。そこで、今回てんちむさんにビクトーザを処方した「銀座TAクリニック」のウェブサイトを確認してみたところ、「銀座TAクリニックは、エイジングケアに特化した美容外科・美容皮膚科のクリニックです。」とあり、痩身のサポートとして、ビクトーザに代表されるようなGLP-1製剤の提供も行っているそうです。point 292 | 1

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銀座TAクリニック

そのため、今回てんちむさんが注射した、ビクトーザことGLP-1受容体作動薬は、「膵臓からのインスリン分泌を促し、分泌されたインスリンによって血糖値を下げる薬」であってインスリン注射ではないということがわかりました。また、あくまでGLP-1受容体作動薬はインスリン分泌を促す薬剤で、インスリンそのものを注射しているわけではなく、こういった薬剤は一般的に2型糖尿病治療のために使われており、ビクトーザやバイエッタ、リキスミアといった名前で処方されているようです。point 288 | 1

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answers.point 58 | ten-navi.point 67 | com

しかし、アメリカでは肥満治療薬として承認されており、国内でも保険適用外の自費診療での処方は可能となっていますが、日本では未承認の薬剤です。また、GLP-1受容体作動薬も重大な副作用を起こしかねない薬でありことは確かなため、若者に影響力のあるてんちむさんが安易に「痩せる注射」というフレーズで紹介したことは批判が殺到しても仕方がないと言えるでしょう。point 244 | 1

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