歯に衣着せぬコメントで賛否を集めながら知名度を高め、現在はフジテレビ系「バイキングMORE」で司会を務める坂上忍さん。そんな坂上さんの過去の“超過激発言”が同局のコンテンツストアで、着ボイスとして販売されていたようです!
2012年、“ぶっちゃけ系”のバラエティタレントとして自らを売り始めた坂上忍さん。
当時、『笑っていいとも!』では「仕事とブスが大嫌い」と発言し、『アウト×デラックス』では「女は顔だ!」「ブスは家から出るな」と言い放ち、数々の過激発言でトーク番組を盛り上げてきました。
その毒舌芸に磨きがかかっていった坂上さんですが、フジテレビは過去の過激発言に便乗し、音声コンテンツとして販売。その内容は『ブスは嫌い! ブスからの電話は取りませ~ん』『ブース!ブース!ブース!』『好きなタイプは美人! 嫌いなタイプはブス…』など…。
しかし、2月17日、フジテレビは突然、着ボイスを販売停止。『JCASTニュース』記事によると、同局企業広報室が「ご指摘の着ボイスには不適切な内容が含まれていたため、配信を停止しました」と説明しているとのこと。
坂上さんは先ごろ女性蔑視発言で世界中から非難を浴びた前東京五輪組織委員長の森喜朗氏について、「これでも情けないのは、こういうことが起こって、周りが『いやいや、いま森さんに辞められたら…』ってみんな引き留めたっていう、あのオッサンたち。何やっとんねんっていう話。同罪ぐらいだと思うよ」などと番組内で批判。
またそんな坂上さんは、26年前、泥酔状態で運転しながら帰宅中、電柱に衝突し破壊。その後、パトカーから20分ほど逃走し続けたことも。
しかし昨年10月に俳優の伊藤健太郎さんがひき逃げ事件を起こした際、天狗だったという伊藤の態度について「僕よりは全然マシ」「自分も20歳そこそこは毎日酒の匂いをさせていた」とコメント。厳しく糾弾することはありませんでした。
このコメントに世間からは「25年前のあなたと同じ。今どの目線で話してるの?」などと厳しい声がた坂上さんの過去の発言が蒸し返されて、ツイッター上などでは、ブーメランになるとの疑問や批判が相次いでいました。
過去の言動を蒸し返されてしまうのはやや酷かもしれませんが、ワイドショーのMCという立場上、様々なニュースに意見することが求められるので仕方がないのかもしれません。さすがに今では過去のような“女性蔑視”発言はすることはないでしょう。