防衛省は元自衛官・五ノ井里奈さんへの性暴力に対し、5人の隊員を免職とするなど関係者を懲戒処分したと発表しました。 ネット上でも様々な意見が寄せられています。
自衛隊のハラスメントを巡っては、元陸上自衛官の五ノ井里奈さんが訓練中に男性自衛官から性的被害を受けたとして、防衛省に対して調査を求めていました。防衛省は15日、昨年8月末から五ノ井さんが所属していた部隊の隊員約100人に聞き取りを行った概要を明らかにし、胸を触ったり、押し倒して性的な接触を強要したなどとして、20代から40代の男性自衛官5人を免職処分としました。point 244 | 1
また、訓練終了後の車の中で服を脱ぐことを促したとして30代の男性自衛官1人を訓戒としたほか、五ノ井さんから被害の訴えを受けたにもかかわらず、調査を行わなかったとして上司であった30代の男性自衛官1人を半年の停職としました。五ノ井さんは去年8月の被害などについて防衛省に対して被害届を出し、防衛省は去年8月末から調査を行ったほか、捜査機関による捜査も行われてきました。point 245 | 1
しかし、被害は認められないまま今年6月に退職しました。今月15日になって処分が出たことについて、五丿井さんはANNの取材に対して「私が辞める前に対応してほしかったです」と述べました。これら一連の報道にネット上ではこんな声が上がっています。
「5人に懲戒免職、世間一般的なまともな組織並みに厳しい措置は、遅すぎたが妥当だと思う。五ノ井里奈さんは若い女性、男性中心の旧態依然とした組織と戦うには様々な困難があっただろうし、SNSの心無い中傷にも苦しんだという。この結果は一区切り、彼女の夢だった自衛隊での活躍は取り戻せないが、前を向いてこれからの人生を歩んで頂きたい。」point 225 | 1
「行為は犯罪で、職を失うというのは大きな罰のように見えるが、実際の犯罪を考えると懲役が与えられてもいいケースと言える。被害者が本当に一人だけだったのか、たまたまそういう対象が他にいなかっただけで、魅力的な異性がいればやはり犯行に至っていたのではないかとか、色々考えてしまう。」
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