芸人の宮川大輔が、「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ)でとった行動が、インターネット上で物議をかもしているのです。さらには犯〇成立疑惑もでており、詳細に見ていきましょう。
事の発端となったのは以前放送の「宮川大輔のニッポンお祭り道中」でした。夜、ホテルでスタッフは宮川の部屋を訪れ、翌日の祭りが「食べる系」で、夜は食べ物を口にしない方がいいと忠告。しかし豆腐を食べる企画だと知らされた宮川は、「イケるやろ。豆腐なんて水や!」と豪語しました。
翌日、宮川が挑戦したのは京都の「桂文枝の順正ゆどうふ食べくらべ大会」。土鍋に入った湯豆腐を制限時間内に食べ、量を競う大会で、桂が第1回から審判長を務めているといいます。なお、当時はコロナ禍で中止となっていました。宮川は「10丁いくから!」と宣言!その後、過去、豆腐11丁を食べて優勝したというチャンピオンと対戦することになりました。
しかし、この大食い企画で、宮川は大量の湯豆腐を土鍋に吐いてしまったため、ネット上では「汚い」「店に失礼」などと批判を集めてしまったのです。法的に問題はなかったのでしょうか?また、協力店への「風評被害」を避けるため、制作サイドにはどのような配慮が必要とされるでしょうか…
映像では、嘔吐物に「キラキラ」の加工をかけているのだが、「キラキラ」は湯豆腐を入れていた土鍋の中にすべて吐き出されていました。対戦中の実況まで「宮川、土壇場でキラキラ!」とあおる事態に。宮川が大食いで吐くことは、番組恒例となっているようですが、店の土鍋に嘔吐することは、弁護士曰く、器物損壊罪などに問われるそうです。
器物損壊罪は、「他人の物」を「故意に」「損壊」した場合であり、「違法」と評価できると成立します。そのため、宮川が「演出を含めてわざと嘔吐」した場合には、故意や違法性が認められ、器物損壊罪が成立するものと考えられる可能性もあるそうです。今後は、そもそも嘔吐シーンは放送しないという対応が必要ですね…。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]