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【動画あり】ソフト上野投手の剛速球で金属バットが真っ二つに…メーカーに聞いた「金属バットって折れるの?」


以前行われた東京五輪のソフトボール1次リーグのカナダ戦にて、日本の上野由岐子投手が投じた一球が相手打者の金属バットを真っ二つに折ったことが話題となりました。SNS上では、「えっ、金属バットって折れるの?」と驚きの声がたくさん寄せられています。ちなみに、2006年にも上野投手は相手打者の金属バット折った経験があるので、今回で2回目となります。

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Yahoo

今回の試合を見ていた視聴者などからは、「木製バットが折れるのは見たことあるけど金属バットも折れるのは初めて知った」「これでデッドボール喰らったらただじゃすまないな」「上野さんもだけど、その上野さんの剛速球に当てて来てるバッターのスイングスピードもスゲえって事じゃねぇの」などのコメントがSNS上にあげられ、話題となりました。point 217 | 1

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メーテレ

まるで漫画の1シーンを実写化したかのような場面に視聴者だけでなく、試合を実況していたアナウンサーや解説者も呆然としていました。まさか、金属バットを折るとは…どれほどの破壊力のある投球だったのでしょうか。バットが折れたのは、0-0で迎えた2回1死一塁の場面でした。上野投手のインコースの速球を相手打者は差し込まれつつ振り抜き、ピッチャーフライで併殺になりました。この球により、バットはグリップのあたりから真っ二つになっていました。当の上野投手は騒ぎをよそに「また折れちゃった感じです。つまらせたかったので重い回転のある球を意識して投げた」と涼しい顔でその投球を振り返りました。point 341 | 1

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折れた金属バットは米スポーツ用品メーカー、ローリングス社の製品でした。今回のことを、日本法人の担当者に質問したところ、正確には金属製ではなく、より軽くてしなりのあるカーボンのコンポジット(複合)素材で、ボールを打つ太い打球部分と、グリップ(ハンドル)部分の2ピース構造になっているということでした。

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Twitter

バットの耐久基準は国ごとに異なり、国内ではSG基準に基づき製造されています。その一方、同社では独自の基準をもとに試験を行っており、ボールを打つ“芯”と呼ばれる部分には170km/hのスピードボールを1カ所に数百回以上という規定回数当てても壊れない強度を保証していて、ハンドル部分は、70マイル/h(112.point 210 |

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65km/h)から80、90、100とスピードを上げていき、100マイル/h(160.point 43 | 93km/h)のボールを規定回数以上当てても問題ないかテストしているといいます。point 83 | 1

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Yahoo

今大会で使われているボールは、革製で硬球と同じぐらいの固さがあり、硬球に比べ大きくて重い分、衝撃も大きくなっています。至近距離から投げ込まれるため、かすっただけでも骨折してしまう事もあるほどで、近年はバットもカーボン製が主流になっているそうです。担当者は、「野球の感覚で捉えられがちですが、衝撃力はかなり違う。それでも耐久基準は簡単には折れないよう設定してありますし、バットが折れるのはなかなか珍しいこと」としつつ、映像ではボールはバットの根元付近に当たっていることから、「一番細くなっている部分なので、折れるとしたら一番ありうるところ」とも述べました。point 415 | 1

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中日新聞

その上で、「上野選手の球威の凄さは本当に驚くばかりですが、相手バッターのスイングスピードや、あれだけ差し込まれた所からなお打ちに行き振り抜くパワーも凄い。そうした要因が重なり合ったからあれだけ見事に折れたのだろうと思います」といい、「世界最高峰のパワーとパワーがぶつかる、オリンピックという真剣勝負の舞台だからこそでは」と舌を巻いていました。point 225 | 1

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