お肉と野菜はバランスよく食べてほしいもの。でも、お肉と野菜を別々に食卓に出すと、お肉ばっかり食べられがちでサラダは後回し。「野菜も食べなさい！」と言っても、ご飯とお肉で、すでに満腹……。なんていうこと、ありますよね。
そんなときは、野菜もお肉も、どちらも一度に食べられるメニューがおススメ。豚ロースで野菜を巻いた「巻き巻きレシピ」なら、野菜もたくさん食べられ、豚ロースもより美味しくいただけます。そのうえ見た目が豪華で、食卓も華やぎます。それなのに、見た目よりも手間はかかりません。また、蒸し焼きにしたり、焼いたり、揚げたりなど、豊富なバリエーションのレシピがあります。
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基本の「巻き巻きレシピ」はまず、まな板に豚ロースを広げます。塩・コショウを振って軽く味付けし、野菜を豚ロースの一方の端に乗せます。そして端からくるくると巻き、巻き終わりは下にしておきましょう。特につまようじなどで止めておく必要もありません。全部巻いたら、薄く油をひいたフライパンに並べて加熱。ふたをして蒸し焼きにします。
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焼きあがったら、お皿に盛り付け食卓へ。ポン酢と大根おろしを添えるとサッパリいただけます。また強めに塩・コショウをし、シンプルな塩味だけでも美味しいですよ。
そのほかのレシピのバリエーションとしては、豚ロースで野菜を巻いた後、軽く小麦粉をはたき、油をひいたフライパンで焼く方法もあります。ショウユベースのタレで甘辛く味付けすると、ご飯がすすむ一品に。焼肉のたれや、めんつゆを使って味付けすれば、味も決まりやすく便利です。
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また、豚ロースに野菜を巻いたものをフライにしても美味しくなります。小麦粉・とき卵・パン粉をつけてカラッとキツネ色に揚げましょう。揚がったものをカットし切り口を見せて盛り付けるとキレイです。豚ロースで緑黄色野菜を巻くと、彩りもよく美味しそうに見えますよ。フライはポン酢やソースなどをかけていただきましょう。冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにも最適です。
豚ロースで巻く野菜には、大体どんな野菜でも大丈夫。色々な種類の野菜を巻くことで、さまざまなバリエーションのレシピを楽しめますよ。一例を挙げると、緑黄色野菜のニンジン・インゲン・アスパラ、きのこ類、薬味として使うことの多いネギや大葉などもマッチします。
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特にあっさりいただくのにピッタリの食材のひとつが「えのき」。バラ肉よりも脂身は少ないとはいえ、脂分のある豚ロースで、あっさりした「えのき」を巻くと、豚ロースの旨みが染み込み良く合います。えのきのシャキシャキした歯ごたえのある食感も楽しく、良く噛むので満足感も高い一品になります。
さわやかな香りが魅力の大葉は、チーズと一緒に豚ロースで巻くと、ボリュームのある美味しいおかずになります。フライパンで焼いても、衣をつけてフライにしても良いですよ。またフライでは、ニンジンやインゲン、アスパラなどは、歯ごたえもあり、カットしたときも色がキレイです。これらの野菜は、フライ以外でも焼いて甘辛いショウユ味にするのも良いでしょう。
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また大根やナスといった野菜も豚ロースに良く合います。蒸し焼きをポン酢でサッパリ食べても、フライにしても意外な美味しさがありますよ。
豊富なバリエーションが可能な、野菜と豚ロースの巻き巻きレシピの数々、いかがだったでしょうか。蒸し焼きにすればお肉の脂分も程よく落ちて、お肉をあっさりと食べることができます。フライや焼いて甘辛いショウユ味に味付けしたものは、ご飯がすすみ、ガッツリ食べたいときにおススメです。もちろん、冷めても美味しいのでお弁当にもピッタリ。豚ロースがあれば、冷蔵庫の余りもの野菜を使っても、立派な一品が完成します。今晩の夕食にぜひ、おためしください。point 216 | 1