テレビ番組が人気であるかどうかを判断する基準といえば視聴率です。この数値が高ければ高いほど人気の番組であるということができ、逆に低ければ低いほど人気のない番組ということができます。近年インターネットの勢いに押されてしまって人気バラエティ番組が次々と終わってしまっていますが、現在人気のバラエティ番組はどのようなものなのでしょうか。視聴率ランキングの上位を死守し続けている番組を一つずつ見ていきましょう。

写真：ssl.tsite.jp

◼︎あのバラエティ番組は視聴率が安定している

写真：natalie.mu

現在バラエティ番組は様々なテレビ局で放送されていますが、２０１７年で一番安定して視聴率が取れていたのはアメトークです。この番組は、お笑いコンビの雨上がり決死隊初の単独冠番組として知られています。そして、何より驚くべきポイントは放送時間です。人気のバラエティ番組はゴールデンタイムに放送されることがほとんどで、その時間はより安定して視聴率を獲得することができます。しかし、アメトークの放送時間は深夜です。深夜のバラエティ番組で視聴率は安定して２桁越え、時には１５パーセント以上を記録するという非常に大きな反響を呼んでいます。また、２０１２年に放送された広島カープ芸人は、広島ホームテレビにて歴代最高となる２１パーセントという高い数字をたたき出しています。このように、アメトークは視聴率ランキング上位を死守し続けています。また、死守しているだけではなく、さらなる進化も遂げています。その人気はとどまることを知らず、日曜日のゴールデンタイムにも放送が行われるようになり、一週間にアメトークは二回放送されるようになりました。若手芸人発掘の場としても注目されています。芸人が共通の話題についてトークするこの番組を見ることで、新たな発見があるかもしれません。ちなみに観客は圧倒的に女性が多いのも特徴です。point 559 | 1

写真：4gamer.net

◼︎人気バラエティ番組はまだまだたくさんある

写真：blog.livedoor.jp

笑点は、バラエティ番組の中でも特に長寿番組です。その歴史は５０年以上とほかのバラエティ番組を寄せ付けない長さです。その焦点の視聴率は、毎回１５パーセントを超えています。ファンが数多くついているこの番組は、お年寄りに非常に人気が高いです。そのため、今後終わりを迎えてしまうことはなかなか考えにくいです。そして、ロンドンハーツも人気バラエティ番組となっています。視聴率は２００４年から２００５年にかけて毎回１５パーセントから２０パーセントを記録していました。現在はその数値は下がり気味で1桁になっています。しかし、多くのバラエティ番組が視聴率1桁となっているので、特に人気がないわけでもありません。この番組は、若者に非常に人気があることで広く知られています。攻めた企画や過激な内容で、人気を集めています。ただ市、その一方で子供に見せたくない番組というランキング調査の結果では8年連続で1位を獲得した過去を持つ番組でもあります。この番組は子供たちが見るのではなく、若者や大人の世代に人気があるため長く続いているのです。イッテQは、視聴率が非常に高い番組です。現在でも視聴率20パーセントをたびたび記録しています。ロケのエリアを世界に拡大していったことにより、大人気を獲得したバラエティ番組です。point 563 | 1

写真：tv-asahi.co.jp

◼︎まとめ

日本には様々なバラエティ番組がありますが、最近は「やりすぎだ、いじめにつながる」といった非難の声が多く番組の内容が薄くなり、視聴率が落ちて番組が衰退するという流れが多くなっています。バラエティ番組を守るには、テレビの中のことと現実は区別しなくてはならないと、子供に教えていかなければなりません。すべてのものを規制してしまうのはいい流れということはできません。テレビ人気を取り戻すには、バラエティ番組に活気を取り戻すことが最優先なのかもしれません。point 295 | 1