テレビ朝日の『グッド!モーニング』、『サタデーステーション』の天気コーナーを担当している気象予報士・依田司さん(55歳)が、6月29日に自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスの「L-452R変異株(インド株)陽性」となったことを報告したところ、ネット上では様々な声が上がったようです。
依田さんは番組の放送終了後に新型コロナウイルスワクチン1回目を接種したことを報告した上で、「副反応が大いに気になる所でしたが、中継先にコロナを持ち込まず、迷惑をかけず、安心安全な中継が出来るようにと考えました。(中略)2日目の方が熱や筋肉痛の様な症状が出るとのことですので、注意深く経過を見たいと思います。」などと綴っていました。
しかしその後、1回目の新型コロナウイルスワクチン接種後に重い副反応症状が現れたそうで、出演予定だった番組を欠席していることが明らかになりました。そうしてワクチン接種から4日目となり、依田さんは、「激しい咳、痰、肺の違和感」があったため、救急病院にて診察とPCR検査を実施。「日に日に体温があがり、今朝はついに39.
4度となりました。夜間は体全身がブルブルと震える悪寒が20分ほど続き、このまま死ぬのかと思ったほど。」などとし、高熱状態が続いたことを明かしていました。
ちなみに依田さんはアメリカ・モデルナ社製のワクチンを接種したそうなんですが、高熱状態が続いていた依田さんは、今月29日にインスタグラムを更新。その高熱によって検査をしたところ、新型コロナウイルスのデルタ株に感染していたことや、一連の症状がワクチン接種による副反応では無かったことを明らかにしています。保健所の調査では、濃厚接触者に該当する人はおらず、感染経路は不明というので非常に怖いですね…。
なお、現在の体調については、平熱に戻り、味覚・嗅覚にも異常は無く、若干の倦怠感がある程度としています。しかし、新型コロナウイルスのデルタ株に感染していることが分かったため、今後も番組は欠席すると報告しています。新型コロナウイルスへの感染リスクを下げるために、ワクチンを接種した方がいいとされていますが、様々な副反応症状が報告されているのは事実ですね。
依田さんがワクチン接種をしたあとの投稿は怖さを物語っている内容でもありますので、不安を抱いた人も多かったことでしょうね。しかし、これはあくまでも副反応ではなく、デルタ株に感染していたということですので、ワクチン接種を今後考えている人には参考にしてもらえたらなと思いますね。