新型コロナウイルスの感染拡大にともない、ワクチン開発が急がれる現在、実際に接種した方の中で副作用がみられるというケースが多数報告されています。
新型コロナウイルスワクチンで多くの副作用の報告が?
アメリカ食品医薬品局(FDA)によれば、最近、ワクチンの臨床試験の段階で一部の参加者に副作用があらわれたとのこと。最も深刻な副作用が顔面麻痺で、4人の参加者がそれぞれ3日、9日、37日、48日後に症状があらわれたとのこと。
こちらが実際の写真ですが、これは神経の麻痺により起こった症状です。どうやら一時的に起こるものであることから後遺症は無さそうですね。また、その他にもアレルギー症状、発熱、筋肉痛、悪寒、下痢、頭痛など、参加者によって様々な副作用がみられたとのことです。
ワクチンの完成まで慎重な開発が必要?
日本では現在ワクチンが本格的に導入されていませんが、海外ではアメリカなどで医療関係者や高齢者など、緊急性の高い一部の方々を対象に導入が始まっています。しかし、このような副作用もみられるとのことで「ワクチン接種が心配…」と思われる方も当然ながら多くいます。
ワクチン接種にはやはり体質が関わってくるので、人によってその症状は千差万別ですが、今後も慎重なワクチン開発を通じ、日本でも本格的に導入がなされることを願うばかりですね。それまではマスク着用など、基本的な予防の徹底をしていきたいところです。
まとめ
このように、新型コロナウイルスのワクチン開発の段階で複数の副作用がみられる現在、やはり開発の初期段階であると副作用は致し方ないのかな、といった印象ですが、その後の開発が進み、日本でも本格的に普及される日がそう遠くないうちに来たらいいな、と思う次第です。