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女性100人が下着姿でカメラの前に。
下着姿の女性たちを撮影した一連の作品は、オーストラリアの女性カメラマンエイミー・D・ハーマンさんが手がけたプロジェクト「Underneath We Are Women」からの抜粋。
モデルはなんとみな自ら下着になりたいと応募してきた一般女性たちです。
太っている人もいれば、長身の人もいる。胸の小さい人、体に障害がある人、お腹が6つに割れ屈強そうな女性まで様々。みんな体型も年齢もバラバラ。
でも、性格が違うように、そもそも体型だってみんな違う。理想の体型を求めるのではなく、それぞれの個性に着目し、女性の「多様性」にフィーチャーしよう、というのがこのプロジェクトの狙いだそうです。素晴らしいプロジェクトですね!
外見からは想像もつかない物語がある
“Underneath “とは、何かの下に隠れた、という意味。
ハーマンさんは、Kickstarter にこう掲載しています。
「太っている女の子は、実は週に4回ジムに通っていて、パーソナルトレーナーになることを目指している。やせっぽちの女の子は実は末期のガンを患っているし、誰がどう見ても美しい女の子は、人知れず深い落ち込みに耐えている。一方で、障害を持っている女性は申し分なく有能だ」
あなたにはどんなメッセージに聞こえますか?
外見だけで、その人を判断することはできないのは当然のこと。
しかし「この人はこうなのだ」と赤の他人が断定することは、傲慢なことです。
『Underneath We Are Women』に登場する女性たちを眺めているとおのずと、そんなメッセージが心の中に響いてくるのです。
あなたは自分自身を愛していますか?
「『私たちは自分自身を愛すことができるのだ』ということを人々に知ってもらうために、この本を作りました」と、ハーマンさん。
あなたは写真の中の下着姿の女性たちからどのようなメッセージが聞こえましたか?