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”子宮移植”、日本医学会が倫理問題を議論開始で物議「失敗例をあげていない」


今回、日本医学会の検討委員会がある”問題”について、議論をはじめたのですが、その内容が物議をかもしています。その内容というのは、【子宮がない女性に他人の子宮を移植して出産につなげる「子宮移植」について】のアンケートを行ったもので、その内容について倫理的な問題はないのかという議論がはじまったのです。

旭川高砂台病院

今回のこの【子宮がない女性に他人の子宮を移植して出産につなげる「子宮移植」について】というアンケートは、1600人を対象にした意識調査で、肯定的な意見が否定を上回っていることが、東京大の研究でわかりました。特に肯定的な意見が多かったのは、30代など生殖補助医療が身近とみられる層した。

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公立豊岡病院組合

しかし、その一方、これを社会的に認めるべきかということについては「わからない」が4割以上を占め、理解度の低さも浮き彫りになりました。子宮がない女性に第三者の子宮を移植し、妊娠、出産をめざす「子宮移植」というのは、非常に難しい倫理面などを含む課題がおおくあります。

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ゼスプリ

そのため、日本医学会の検討委員会がこの倫理的な問題についての議論を始めました。産婦人科や移植医療、倫理、法律などの専門家14人で構成されたこの委員会は、報告書をまとめることになっています。また、5日、会見した飯野委員長は「大事な問題なので、拙速にならないよう、じっくりと議論したい」と述べています。point 203 | 1

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名古屋市立病院

また、実はこれはすでに2014年にスウェーデンで初めて出産に成功しており、これまでに世界で10人以上が生まれています。さらに日本国内では慶應義塾大学の医療チームが臨床研究を目指しており、日本医学会が倫理的な課題を審議している状況となっています。海外ではすでに成功例はありますが、国内では例がなく、ルールも確立していません。point 218 | 1

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mamany

これについてネットでは「成功例があるならば、必ず失敗例もそれ以上の数であったはず。失敗例をまったく挙げずに成功した事例だけを見せれば、世間の考え方が肯定的になるのは必然では。人の生き死にを扱うならば、失敗例はどんな結果になったのかこそが重要だと思うのですが。」「取りあえず「分からない」が自然な反応かと。不妊治療を望む人は当然何でもありでしょうが、提供者が都合よく見つかるのでしょうか。」など多くの意見が寄せられていました。point 268 | 1

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