岸田文雄首相は20日夜(日本時間21日午前)、ニューヨークの国連本部で一般討論演説をしました。しかし、国民から冷ややかな声が寄せられる “負のスパイラル” に陥っているようです。
日本は来年1月から安保理の非常任理事国になることから、「小さな声にも耳を傾けながら、国際社会における法の支配を強化するべく行動する」と語った岸田首相。世界に向けても“聞く力”をアピールした岸田首相に対し、SNS上では不満の声が相次ぎました。
実際、ネット上では「その小さな声って、どの界隈の声なのか。」「まず大きなお声をですね、、笑」「これだけ、国葬の反対世論があるのに閉会中審査のわずかな答弁だけで無視しておきながら、小さな声にも耳を傾け・・・だなんて、どの口が言うのか」などと不満が続出しているようです。
ニューヨークの国連本部で一般討論演説をおこない、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、国連改革などを訴えたほか、来年から12回めの非常任理事国入りが決まっているため、これは加盟国のなかでは最も多い数字ですから、岸田首相も “強気” に出たのでしょうね。
しかし、やはり国葬と旧統一教会問題をめぐる直近の政治に不満を持つ人が多いようで、日本国民からはツッコミが殺到してしまうのも当然のことでしょう。尚、岸田首相は、日本時間22日未明に、核実験を全面的に禁じる条約の発効を目指す首脳級会合に出席するといいます。
核兵器廃絶への取り組みを促すとのことだが、その “声” は届くのでしょうか…。ガッカリしないような発言をしてほしいものですね。
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