7月6日のレスリング世界選手権代表決定プレーオフにて、五輪4連覇中の伊調馨が、2016年リオ五輪63キロ級王者の川井梨紗子に敗れた件で、審判の判定がおかしいともっぱらの話題になっています。これには伊調陣営も納得いっていないようで、協会への忖度があったのでは?という噂です。
伊調馨プロフィール
本名: 伊調馨
生年月日: 1984年6月13日
出身地: 青森県
身長: 166cm
伊調馨の判定がおかしい?
7月6日に行われたレスリング世界選手権代表決定プレーオフ。川井梨紗子との一戦でのポイントは3-3。伊調馨は内容差で惜敗してしまったのですが、これには伊調陣営が不満の声を漏らしています。試合後、田南部力コーチは取り囲んだ一部メディアに対し、「伊調のポイントになるべきところをなかなかポイントにしてくれない。ひどすぎる。伊調本人も試合中に心が折れた」と審判への不満を口にし怒りを爆発。ただ、伊調馨本人は「自分が弱かった、とは言いたくない。梨紗子が強かった。悔しいけど、悔いはない」と潔く自身の負けを認めていました。
協会への忖度があったとコーチが口にし退場処分?
さらに、田南部コーチの怒りは収まらないようで、「今回はジャパンビバレッジ(有利の)判定がひどかった。いろんな力が働いていたのではないか」とまで口にし、審判批判を繰り返しました。このように、試合後、田南部コーチが川井梨紗子の所属先であるジャパンビバレッジを名指しし、不可解判定を問題視したのは、日本レスリング協会の福田富昭会長と関係の深い企業だからではないか?といわれていますが、このような発言が波紋を呼び、田南部コーチは暴言を放ったとみなされ、退場処分になってしまいました。
伊調馨といえば、パワハラが告発された2018年2月以降、レスリング界から総スカン状態になったことがあります。そのため、いわゆる「伊調馨いじめ」が今でも続いているという噂があるようですが、いずれにしよ見えない力が働いているのは否めないのかもしれませんね。