「あらまあ、うちの子、痛いなあ、おばあさんが味噌をつけてあげるよ」田舎に下りた時、走っていた時に遊んでケガをして帰ってくると、おばあさんはいつも傷口に味噌を塗ってあげたのでした。
今にして思えば本当に荒唐無稽な方法だが、その時は本当に傷が癒えたように痛くなかったのです。このように世界で信じられない治療法が歴史的に行われてきていました。どの国でどんな治療法がどんな奇跡を与えて私たちを驚かせるのか調べてみましょう！
１．頭蓋骨に穴を開ける手術
約１０００年前、南米ペルーでは脳疾患の治療のために頭蓋骨に穴を開ける穿孔手術が行われたことが明らかになっています。
ペルー南中部アンデス山脈地域の埋葬地で西暦１千年頃に生きていたと推定される３２人の遺体が発見されたのですが、そこから４５個のそれぞれ異なる穿孔手術の跡が発見されたのです。遺体を発見した研究チームは、脳が危険に腫れ上がった時、当時これを治療するために頭に穴をあけたものと推測しました。ただ、当時の手術法は頭蓋骨の骨から入りましたが、脳には影響しなかったというのです。 当時の時代を考慮すると、非常に驚くべき技術と評価されたのでした。point 214 | 1
2. 尿を飲む方法
尿を飲んだり、肌に塗ったりする『療法』は、数千年間世界で行われてきました。 特にエジプト、中国、タイなどではこれを文化的に行い、炎症、火傷、サソリに刺された時の治療に尿を用いていました。現代でもこの療法が行われている地域がいくつかあります。 米コロラド州の小便療法の親睦団体長のシバンブ（Ｓｈｉｖａｍｂｕ）は、毎回新しい会員に小便療法を紹介するとのことです。しかし、すべての人の尿が無菌状態とは言えません。 米ロヨラ大学医科大学のリンダ・ブルベーカー博士は、ヒトの膀胱にバクテリアが住んでいるという事実を発見し、紹介したことがあるからです。point 336 | 1
３．死んだネズミで作った歯痛治療剤
古代エジプトでは様々な病気で苦しむ人々に本当に想像もつかない治療薬を使用していたのです。それは、死んだネズミの死体を利用することだったそうです。 ハツカネズミの遺体を潰し、他の材料と混ぜて軟膏を作り、傷口に塗ったりしていたとのこと。特に、歯が痛くなった時に塗る軟膏として多く使われたといいます。
4. 熱い鉄の塊を利用する痔の治療
古代ギリシア医学史の最も重要な人物の一人であるヒポクラテス。 彼の著書に出ている痔の治療法は、ちょっと格別だったそうです。著書によると、当時は痔の治療のために熱い咽頭を使ったようです。痔の患部をナイフでえぐった後、熱い鉄の塊を焼くやり方。。。痔の部位を熱く焼くと、傷が治ると思ったようです。 本当に考えただけでも痛々しい治療法ですね。
いかがでしたでしょうか？今では考えられないような治療法ばかりでしたね…。昔の人たちの知恵はすごいなと改めて思いました。。。