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うどん戦国時代突入!丸亀製麺の香川県1号店が閉店


できたての釜揚げうどんがリーズナブルに食べられるうどん専門チェーンとして知られている「丸亀製麺」は、全国に店舗があってショッピングセンター内や郊外の道路沿いなどで気楽に立ち寄れるのが魅力です。しかし、うどんを含むファーストフード業界の競合が激しい時代になり、これまで店舗数を増やし続けていた丸亀製麺もついに本場香川県の1号店が閉店になるなど厳しい状況に突入し、今後の経営がどうなっていくのか注目されています。

写真:youtube.com

◼︎セルフ方式の斬新な釜揚げうどん

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写真:xn--udon-yk4c8h1b.seesaa.net

丸亀製麺は2000年に国内初のセルフ方式のうどん専門店としてオープンしました。最初の店舗は加古川市にできて、その後店舗数をどんどん拡大して関西地方から関東地方、九州や北海道まで日本全国に次々と広がって一気に知名度もアップしました。全ての店舗には製麺機が導入されていて、店内で打ったうどんを注文後に茹で上げるためいつでもできたての美味しさが味わえます。北海道産の小麦粉を原料にして、ワンコインでボリュームのある釜揚げうどんが食べられるのが魅力です。point 254 | 1

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メニューは季節ごとに変わる旬のうどんのほか、かけうどん、野菜のかき揚げうどん、天ぷらうどん、カレーうどんなどがあり、トッピングや薬味を自由に選んだり、天ぷらやおにぎりをサイドメニューで頼むこともできます。セルフ方式なので待たされることがなく、ショッピングの合間や急いでいるときにもリーズナブルに温かいうどんが食べられます。厨房はオープンキッチンになっていて、作る様子が見えるので手作り感やこだわりも感じられてうどん業界に新しい風をもたらしました。特に外食できる施設の少ない郊外の道路沿いや、ショッピングモール内のフードコート進出に力を入れているので家族連れにも人気があり、日本の伝統的なうどんを安く食べられるので今では全国に750店舗以上のお店があります。point 328 | 1

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写真:b-lunch.com

◼︎うどん業界の激しい競合

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写真:college2ch.blomaga.jp

2011年からは海外進出も始めて、ハワイや韓国、香港、ロシアにまで出店している丸亀製麺ですが、国内ではうどん業界を含む外食産業全体の競合が激しい戦国時代に突入し、2015年には讃岐うどんの本場である香川県の1号店が閉店になるというショックなニュースもありました。丸亀製麺の社長の父親が香川県出身ということや、うどんと言えば香川というイメージもあるので閉店の知らせはチェーン店全体に危機感のある雰囲気を与えてしまいました。point 234 | 1

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それでも丸亀製麺は日本のうどんチェーンの中ではトップシェアを誇っていて、圧倒的に多い店舗数や安い価格設定のおかげで根強いファンもたくさんいます。国産の小麦粉や安全な野菜を使っていることをアピールし、最近は都市部の店舗で海外店限定のメニューを販売したり、季節の食材を使った限定メニューやキャンペーンにも力を入れていて、グローバルな外食企業として頑張っています。時代のニーズに合わせて丸亀製麺のアプリも登場し、お得なクーポンがもらえたり最寄りの店舗を検索したり、釜揚げうどんが身近に感じられるように工夫をしています。point 256 | 1

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入れ替わりの激しい外食産業ですが、うどんは日本の伝統的な食べ物で、大人も子供もみんなで食べられる人気メニューなので今後も丸亀製麺の動向が気になります。

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写真:entabe.jp

◼︎まとめ

讃岐うどんの本場香川県の1号店は閉店してしまいましたが、全国的に見れば丸亀製麺の店舗は業界トップクラスです。日本の伝統であるうどんを世界に知ってもらおうと海外進出にも力を入れていて、店内で作ったできたての釜揚げうどんを安く食べられるお店としてこれからも期待できそうです。セルフ方式でいつでも気軽に立ち寄れて、トッピングやサイドメニューも充実しているのでうどんが食べたくなったら丸亀製麺に行ってみましょう。point 219 | 1

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