長洲が米メディアからバッシング
つい先日に終わった平昌オリンピック。
日本は予想以上のメダルラッシュで大盛り上がりとなりました。
しかし、米国は獲得メダル数23個という成績にも関わらず「過去20年で最低の成績」と失望感が漂っています。
そんな中、競技後にピープル誌の独占インタビューを受けた米国代表フィギアスケート・長洲選手のコメントが米メディアからバッシングを受けています。
なぜなのでしょうか?
長洲未来選手のプロフィール
名前:長洲未来(ながす みらい)
英語名:Mirai Aileen Nagasu
生年月日: 1993年4月16日
出身地: アメリカ ロサンゼルス
国籍は?
長洲未来さんの両親は、ロサンゼルスで寿司屋を営む日本人です。
そして長洲さんの国籍は、アメリカと日本2つの国籍を持っていました。
しかしこれは「国籍留保」という状態らしく、日本の法律によると22歳になったら
日本の国籍を選択し外国の国籍を放棄するのかどうか、選択しないといけなかったようです。
そして現在24歳の長洲さんは、すでにどちらかの国籍を選択されていると思われますが・・・。
現在もアメリカにお住まいで、しかもフィギュアスケートも「米国代表」として出場されていることから、日本国籍を選択している可能性は低いと思われます。
ちなみに長洲さんは日本語も話せるそうですが、ただ・・・読み書きは苦手なんだとか?
確かに平仮名だの漢字だの・・・外国育ちの方には難しいんでしょうね。
長洲さんは16歳の時に受けたインタビューで、フィギアスケートの代表国の件で自分のことを「米国人」と話しています。
そして自分の国から出たいという発言をしていますが、この「自分の国」というのは、アメリカを指しています。
両親が日本人であるものの、長洲さんの中には「アメリカ人」という意識がとても強いことが分かります。
ピープル誌の独占インタビューでのバッシング
競技後にピープル誌の独占インタビューを受けた長洲のコメントが米メディアからバッシングを受けています。
インタビューで、彼女は団体戦銅メダルは「自分やアダム・リッポンらが頑張ったおかげ」と自賛し「スターになりたいから『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出たい」と無邪気に答えました。しかしこのサービス精神が誤解され、一部の神経を逆なでしたようです。
「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」は、プロのダンサーとスターがペアを組んで社交ダンスを競う人気番組。過去にアポロ・アントン・オーノ、クリスティ・ヤマグチといった日系のメダリストが出場し優勝しています。
スポーツ・イラストレイテッド誌は「ミライはチームメートを非難。スケートはTV出演のオーディション」という悪意に満ちた見出しでコラムを掲載。バンクーバー五輪で個人4位、ソチ五輪は候補もれ。やっと手にした銅メダルに喜ぶ彼女を「葬式で舞う蝶のよう」と表現したのでした。
さらに「言い訳部門で彼女はメダルを取れる」と地元、大新聞LAタイムズもこのキツイ皮肉・・・。
これには長洲さんもショックを受け、後日再びピープル誌に「チームメートに迷惑をかけた。悪いのは私。深く反省しています」と謝罪しました。
ネットでの反応は?
この長洲さんへのバッシングに、ネットでの反応は?
・ミライちゃんは飾らない率直な性格のお嬢さんってだけ。アメリカは彼女には差別意識が根強いようで残念です。
・アジア系選手への単なる差別でしょー。こんな捻くれた取り方しなくてもと思います。
・バンクーバー五輪の時も未来の発言が炎上している。
しかも、何故炎上するのか分からない言動で。
真央vsキムヨナばかりが注目された大会で
「誰がメダルを獲ろうと関係ない。これは、私のオリンピック」といい、最終滑走だったのに落ち着いて会心の演技をした。
称賛されてしかるべきの出来だったのに、その素晴らしい演技には注目されずに、この発言が「自己中!!」と執拗に叩かれた。
・海外だと「白人ではない長洲未来はアメリカ代表といえるのか?」って議論にされていたし、やはり向こうは人種差別がまだまだ残っていると感じますね。
など、人種差別だというコメントが多く見えました。
まとめ
この騒ぎに人気女性コメディアンのレスリー・ジョーンズは「ミライは悪くない。謝る必要はない」と声援を送っています。また、「五輪史に残るのはコメントではなく、ミライの歴史的快挙だ」というあるメディアの評価も出ています。
長洲選手を、アメリカメディアが人種差別で非難したのなら本当に許せないですね。