2021年1月31日、「情熱大陸」(TBS系)にお笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明さんが出演。2018年の「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)終了後に感じた思いを打ち明けました!
20年以上続いたとんねるずの冠番組「みなさんのおかげでした」。同じ時間帯でその前に放送されていた「とんねるずのみなさんおかげです」も含めると約29年半も続いた長寿番組です。
番組終了について石橋さんは「あれが終わった時ほぼ、とんねるずは死にましたよね」と当時の喪失感を吐露。
続けて、「『みなさんのおかげです(でした)』っていうのは人生のほとんどを懸けていた番組でしたし、それが終わってしまって、ちょっと精神的にあまりよくなかったですし。そのあとテレビの仕事も少なくなってきて本当に戦力外通告だなと。やりたくてもできない」と率直な思いを明かしました。
すると、視聴者から石橋さんの人間性について《石橋さんは、ずっと強気の印象だったけれど、弱音を吐露されたときに、私の抱いていたイメージが大きく変わりました。人間味があって、好きになりました》《絶頂の時のイメージは偉そうな人。でもこうして見ると熱意も魅力もある人。今の苦労を経て少し変わった姿をいつかテレビで見る機会があればと思う》など好感の声が多数寄せられました。
”このまま終わってしまうのかな”という思いは強かったと明かした石橋さん。昨年6月に自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を開設。
すると、石橋さんの予想を超え登録者数は瞬く間に100万人を突破し、現在は150万人以上となり、人気ユーチューバーに!
今では「言い訳ばっかしててもしょうがない。やるのかやらねえのかどっちなんだよ」という気持ちに切り替わったと言います。
現代のテレビ業界ではコンプライアンスやスポンサーへの配慮など自主規制が多いため、過激さが売りの芸風よりも、空気の読め好感度が高いタレントの方が重用されます。
そのため石橋さんのような芸人にとってYouTubeはまさに格好の受け皿だったのです。これまでの実績があったこともあり150万人もの登録者を獲得できたのだと思われます。
テレビでは“戦力外通告”を受けてしまいましたが、タレントとしてはまだまだ求められる存在であることは証明できたのではないでしょうか。
今回の放送をうけ、ネットでは《おかげですのときはぶっ飛んでいて、勢いのままに突っ走っていて、批判も多かったけど、それはすべて面白いものをつくるためだったんだよな》《テレビ製作者が今タレントを選ぶ上で気にしていることは「嫌われていない」こと。とんねるずは何かと表面上嫌われてナンボのタレントだったから、彼らからは敬遠されたんだろう》との声が。
テレビからYouTubeにシフトしたことで、石橋さんの今までとは違った新たな魅力が発揮されることでしょう!