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妊娠初期の出血について……トラブルの前兆なのか?


妊娠初期なのに下腹部から出血が…焦りますよね。ただ、人間は既知のものよりも未知のものに出会ったときの方が、より強くショックを感じる存在です。出血する原因を知って、冷静に対処できるようになりましょう。

 

妊娠初期の出血はドラブルなのか?

妊娠初期~中期は、女性の体に変化が急激に起こる時期です。子宮はどんどんと拡張され、最終的には3キロから4キロまでの大きさの人間が対応できるまでになります。ですから、妊娠初期の出血はなにも不自然ではありません。妊婦さんのおよそ2%ほどはこの着床出血を経験します。しかし放置していいわけではなく、出血を確認したらすぐに病院に行きましょう。

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場合によっては絨毛膜下血腫といって、子宮内膜から出血したケースもあります。この場合は流産の危険性などもあります。ただ、焦る必要はありません。落ち着いてお医者さんからアドバイスを貰いましょう。また、通常の生理と同じメカニズムで出血をする場合もあります。

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鮮血と茶色の血の違い

おりものと一緒に鮮血が見られた場合、すぐに病院に連絡しましょう。夜の場合は安静にしてください。流産の危険性があるからです。ただ、繰り返しになりますが焦る必要はありません。鮮血(赤い血)というのは、血が出てから間もない事を意味するので、茶色い血よりは危険です。注目すべきは血の色よりは、量です。おりものと混じって血が少し出るのは自然なことだからです。茶色いという事は、血が出て時間が経っていることを意味します。ですから、緊急で対処しなければならないというわけではありません。お医者さんに電話で状況を伝えましょう。point 321 | 1

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少量の出血が続く場合

出血が続く場合でも、それほど焦る必要はありません。先程も申し上げた通り妊娠中は体内環境が変動する時期なので、珍しいことではありません。出血する人は、妊娠しているのにも関わらずフルタイムで働いていたりする人に多いです。胎盤が出来上がるまではある程度仕方ありませんが、出血が続く人は一旦仕事を止めましょう。流産は基本的に染色体の異常です。ただ、医療技術の発達により、染色体の異常であっても出産ができる可能性は高まりました。point 275 | 1

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妊娠初期の腹痛について

妊娠初期の腹痛も、出血と同様に珍しくありません。生理痛の様なものから、本格的な腹痛に近いものまでたくさんありますが、張るような感じ、引っ張られるような感じはむしろ健康的に胎児が育っている証と言えるでしょう。ただ、ズキズキとした痛みが続いたり、痛みが強かったり、刺すような感じがあるのなら危険です。安易に自己中で判断せず、医者の判断を仰ぎましょう。女性はわかっていると思いますが、むしろ妊娠初期こそ胎児母体共に不安定です。point 277 | 1

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お医者さんに報告すべき点

妊娠何ヶ月目なのかなどは、お医者さんも予め把握しているとは思いますが、それ以外の個人的な情報などは妊婦さん側が把握しておく必要があります。基礎体温と生理周期は、きちんと紙にまとめておきましょう。どれくらい普段の状態とかけ離れているのか、母体に影響は出ていないか判断する礎になります。

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また、痛みがどのように痛むのか、間隔、出血があるなら出血の量、タイミング、頻度などもメモしていってください。それにより検査方法や治療方法、安静機関などが変わってきます。

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まとめ

妊娠初期の出血は珍しいことではありません。とくにおりものと一緒に血が混じる出血は、およそ30%ほどの妊婦さんが経験するのではないでしょうか?ただ、安心する事は素人判断ではできないので、お医者さんにしっかりと見てもらいましょう。

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