2020年にいよいよ開催する東京五輪。世界各国から多くの観客が集まることが予想されますのが、そこで懸念されるのがゴミのポイ捨てです。そこで情報番組「スッキリ」でポイ捨て対策を考えたようですが、それがなんと「舞妓さんを移動ゴミ箱に使う」という案で批判の声が相次いでいます。
「舞妓さんを移動ゴミ箱に使う」案に批判殺到!
現在、日本では2020年の東京五輪に先立ち、道端のゴミ箱を撤去しています。そのように、道端からゴミ箱が消えていることで、情報番組「スッキリ」にてゴミのポイ捨て策が企画されたのですが。なんと舞妓さんを使い、ゴミ箱を背負わせ「移動ゴミ箱」に使うといった考案がなされたのです。これにはネット上の批判が相次ぎました。
これはひどい。
舞妓さんにゴミ箱を背負わせて移動ゴミ箱にしようという案。
これは舞妓さん達から反発されるぞ。
舞妓さんという日本の伝統的な職業を移動ゴミ箱にしようと発案するスッキリはすごい番組だな。 pic.twitter.com/9ZuLnNKpRC
ADVERTISEMENT — プロの話聞き屋?? 桜井? (@sakurai7715) October 25, 2019
舞妓にゴミ箱を背負わせて街を歩かせるというアイデア。箕輪厚介と石原さとみの元カレが発案したらしいんだけど、率直に言って「らしいな」と思った。自分たちは特権階級だという自意識がモロに出てますよね。 pic.twitter.com/MdZRTfrEBN
ADVERTISEMENT — まん汁ごはん (@kojiki56) October 25, 2019
日テレのスッキリを見ている
「生きているゴミ箱」の企画会議?
舞妓さんの格好をした人にゴミかごをしょわせて
スマホアプリなどでゴミを捨てたい人が呼べる・・・
この発言をした男にめっちゃむかつきました。
なぜ舞妓さん?
呼びつけた若い女の子の
背中にゴミを投げると言うことの
女性蔑視なにADVERTISEMENT — yomogimochi (@yomogimochi1) October 23, 2019
箕輪氏かよーーー!!
ああそうかよ
正しいことより楽しいことね!
舞妓の人権より女にゴミ投げつけて楽しもうよってわけね!
全部ネタで済むもんね?!
そんなにダメなことだと思いませんでした〜で無知を決め込めば済むもんね?!ADVERTISEMENT 企画も事後報告だもんね?!
バカッターのお手本かな!! pic.twitter.com/3cgabgtYbr— カサンドラ?♀️ (@Rena_thanx) October 25, 2019
舞妓さんを生きてるゴミ箱扱いとか女性と文化両方馬鹿にしてるだろ
考案した前田と箕輪とかいうのが頭おかしいのは勿論、これを報道したスッキリにもドン引き
もうスッキリは観ないわ?ADVERTISEMENT — ??の愚行を許さない (@ddstwyrsn) October 25, 2019
舞妓さんの扮装をした女性ボランティアの背負っているカゴにゴミを投げ入れると、ゴミ箱に取り付けられているセンサーが反応し、液晶画面のキャラクターと会話ができるといった案ですが、これに対し「舞妓さんを何だと思ってんだ」「女性蔑視だ」「日本の文化が損なわれる」「そもそも企画自体がゴミ」「これ考えた人みんなサイコパス」「知性も知能もない」などと、ネットユーザーから不快の声が相次いでいます。
五輪に向けてのゴミ箱企画、箕輪って奴が出した案がことごとく酷い
・舞妓にゴミ箱背負わせる
・ビールの売り子のビールタンクをゴミ箱にする
潜在的に女を下に見てるぽいのも垣間見えるし、猛暑で舞妓さんの格好させられた上にゴミまで背負わせるってどんな罰ゲーだよ#スッキリADVERTISEMENT — 麻? (@a_tomato13) October 23, 2019
舞妓にやらすな。
ゴミがゴミ箱を持て。
なあエライヒト達よ?
ゴミが、ゴミ箱を持て。— 野良Jメイヤー (@grigri_tsu) October 25, 2019
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えっ……………ます発案がゴミレベル………舞妓さん達は芸を売る方達なのにゴミ箱扱いって………一辺発案した奴らがゴミ箱に入りなさい
— 時雨 暫くこちらでは絵を挙げません (@RainofSakura) October 25, 2019
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舞妓さんって舞いを売る生業の人では…ゴミを買う生業ではないのでは…
— 文町 冷子 (@hiyako_rakugaki) October 25, 2019
自分が出したゴミを、全ての人がちゃんと持ち帰れば、街中にゴミ箱を設置したり、ましてや舞妓さんにゴミ箱を背負わせたりする愚策を考える必要もないよね。
ADVERTISEMENT 糾弾されてしかるべきはポイ捨てをする人だと思うから、いい機会だし、自分のゴミにちゃんと責任を持って欲しいと思う。 pic.twitter.com/60jcDT5YzR
— 新貝 拓海 (@min_min_mean) October 25, 2019
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海外でもネットニュースに取り上げられ「ドン引き…」
このような企画案は、海外のネットニュースでも大きく取り上げられ、波紋を呼んでいます。海外ニュースでは「人間ゴミ箱」と露骨に紹介されているところもあり「日本には人権というものが無いのか?」「夏のオリンピックなのに、ちゃんと考えている?」「なぜよりによって女性ボランティアだけにやらせるのか」といった疑問の声が相次いでいます。
そもそもこのような企画を考えたところで、日本人であっても外国人であっても、舞妓さんにゴミを投げつけるといった行為に抵抗を感じる方は多いのではないでしょうか?企画者である前田裕二&箕輪厚介はあくまでも「捨てたくなるゴミ箱」をテーマに真面目に考えたのだと思いますが、思いのほか共感は得られていないようです。
会議は白熱し、放送ですべてお見せすることができませんでしたが…お2人からは次から次へとアイデアが。
「生きているゴミ箱」
試作品が楽しみです✨#捨てたくなるゴミ箱選手権#一緒にやろう2020#森圭介 #スッキリ pic.twitter.com/0Y7kPZCJvL
ADVERTISEMENT — 日本テレビ スッキリ (@ntv_sukkiri) October 23, 2019
「そもそもゴミは持ち帰れ」という極論が出る
このようなポイ捨て対策に「そもそもゴミは自分で持ち帰れ」といったようなごもっともな意見も多数。ゴミは個人で処理してもらうよう東京都も今の段階から街中のゴミ箱を撤去しているのだと思いますので、わざわざそのような企画案は必要ない、といったところなのでしょう。人間に対し「生きているゴミ箱」というネーミングを付けた「スッキリ」側にはいまだ批判の声がやむことはありません。
まとめ
このように、日本文化や女性蔑視という問題はさておき、人間としてありえない考案を掲げた「スッキリ」。試作品も公開されるという中で、このような多くの批判を浴びてしまったことで、今後企画を提案するのか謎ですが、もし本当にこの企画が採用され、オリンピック当日に舞妓さんがゴミ箱を掲げているとしても、できる限りゴミは自身で持ち帰っていただきたいですね。